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2006年1月 4日

初芝居「信長」

昨日が今年の初芝居。5ヵ月ぶりに東京で見る海老蔵の舞台とあって、演舞場の「信長」を一番最初にした。歌舞伎ではないし、全くの新作でそれも2日目なのであまり期待していなかったこともあってか、思ったよりも満足度は高かった。説明的な台詞や演出、暗転の多さがちょっと気になったが、上演回数を重ねていくうちに熟成されていくだろう。

海老蔵は、場面ごとに衣装を変えて登場。齋藤道三との対面の場での侍烏帽子(?)と大紋姿の美しさに「歌舞伎をやってくれぇ~」と思ったのは私だけではないだろう。桶狭間の戦いの場面での甲冑を纏い槍を持っての立ちまわりもなかなかのもの。ポスターと同じ美しい洋装に髪を下ろした姿で見せる信長の狂気には思わず「ゾクッ」と鳥肌が立った。こういう人間離れした役ほど海老蔵の魅力が際だつように思う。本能寺の場面のおなじみの白羽二重姿での立ちまわりで、チラチラッと、時にはどっと見える生足は垂涎もの。今回は1階前方の中央ブロックで見ていたので思わぬお年玉を頂いた気分。(笑)

印象的な場面もいくつかあったが、2日目ということもあり、まだ、役者さんたちは、それぞれに本領発揮とまではいっていないようだった。これも時間の経過とともに良くなっていくと思われる。その中で、昨日のイチオシは今川義元。信長の前に引きずり出され、一言も発せずに、ただただ驚愕の表情を浮かべて(腰抜かして?)座っているだけだったが、その存在感に、これ誰?と思わず筋書きをチェックした。名前を見て驚いたのと同時に納得。新蔵さん、荒木村重役も楽しそうだった。

ロビーや客席は、いつもより男性の率が高いように感じた。

*上演時間*

第1部 約1時間05分

休憩  30分

第2部 約1時間40分

筋書:2000円 ちょっと高いが信長の写真満載だし、2頁だけだが「出口のない海」の撮影ルポも写真付きで入っているので海老蔵ファンにはお買い得だろう。

↓以下ネタばれあり

本能寺の場面で終わるのだと思っていたら、終わらずにエピローグとして、プロローグと同じ場面となった。演出家の意図は分からないでもないが、この場面展開に時間がかかってしまうため、本能寺の場面が良いだけに感動が薄れてしまうのが残念。

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コメント

ブログにはめずらしくしっかりした観劇記感心しました うちのもトラックバックさせていただきました。よろしく

投稿: naojiro | 2006年1月17日 09:04

naojiro様
ようこそ。いらっしゃいませ。
コメントとトラックバックありがとうございました。

投稿: kirigirisu | 2006年1月17日 14:09

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» 信長(歌舞伎バージョン) [直隠居の余噺日記]
しつこいけどもう一回信長 この芝居を歌舞伎座でやったらどうなるだろうと思いました。(夢みたいなもの) 織田上総介信長 市川海老蔵 お濃      尾上菊之助(海老蔵とのコンビと言えばこの人しかない) お市      市川亀治郎(激しい気性と兄に対する複雑な愛情亀治郎なら演じられる) 木下藤吉郎   尾上 松緑(こういう役やらせるとうまい) 明智光秀    市川染五郎(これが一番難役、新劇的演技の得意な染五郎で) 斉藤道三    市川團十郎(ご苦労ですが息子のため) こんなと...... [続きを読む]

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