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2006年1月27日

信長千穐楽@演舞場

今日が楽日の信長@新橋演舞場。前回(3日)は1階の前方中央で見たが、今回は、3階席。全体的に舞台の転換が早くなっており、冗長さはかなり軽減されていた。1幕目の前半は、信長も光秀も若さを出そうと声を高くしているためか、台詞がすべってしまう場面がところどころあったのがちょっと気になった。が、信長は、幸若舞を踊る前あたりからは声を低く目にしたようで、その辺からは気にならなくなってきた。今日の「敦盛」は、3階で見ていたにもかかわらず、目の前で見ているような錯覚さえ覚えるほどかなりの迫力であった。まさに信長の「敦盛」。桶狭間の戦いの立ち回りは、上から見たせいか前回見たときよりも人数が少なく見えて(もしかしたら人数が減っている?)、結構、間合いを取っているのが分かった。海老蔵の槍の腕もかなり上達したようである。新蔵の今川義元は、今日も絶好調だった。やっぱり、歌舞伎バージョンで見たい。

2幕目の洋装で登場する安土城の場面は、前回は、信長の狂気というか精神が肉体から離れているように感じたが、今回は、信長の理想と現実のギャップの大きさに対する苛立ちのようなものとして表されているような感じがした。(それを他人から見れば狂気に映るのかもしれないが...)お芝居全体の中で、この安土城の場面が一番密度が濃いというか、ここだけ、お芝居の性質というか空気が違うような感じがする。本能寺の場面、やはり、前回よりも立ち回りがかなり整理されたようである。新七の動きがやはり綺麗である。右手を切られたので左手に刀を持ち替えて戦っていたのはさすが。もう少し出番があっても良かったのにと思うのは成田屋贔屓のせい?

海老蔵の信長役は似合いすぎるほど似合っている。良い意味での裏切りがないところがつまらないというのは贅沢であろうか?そういう意味では、海老蔵の光秀をいつか見てみたいと思う。その前になんでも良いから歌舞伎を見たい...。

2月は大阪の松竹座での公演となる。恐らく、松竹座くらいのキャパの劇場の方が見やすいかもしれない。

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