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2006年1月13日

新春浅草歌舞伎 第2部

p1010107 昨日、新春浅草歌舞伎の第2部に行ってきた。せっかくなので、お芝居を見る前に仲見世を通って浅草寺にお参りしてきた。その途中でおみくじを引いたら「大吉」。待ち人もくれば失せものもでるし、引っ越し・転職も良いし、病も本復すれば縁談も吉というお正月ならではの良いことずくめ。(笑)気を良くして、浅草公会堂へ向かった。中に入って階段前でチケット拝見のためか1Fロビーは相変わらずごった返している。今回は3階なのでえっちらおっちらと階段を登る。3階といっても1階席が2階にあるので余分に階段を上ることになる。エレベーターもあるが、ご年配の方でいっぱい。

『忠臣蔵』5段目・6段目

勘太郎の勘平は、というよりも勘太郎のお芝居はいつも無心で今持っている100%の力を出し切ろうとしている姿が伝わってきて気持ちが良い。浅葱色の衣装がよく似合う。若気の至り、ボタンの掛け違いによって自らの生涯を閉じなければならなかった若者の哀れさがよく表れていたと思う。年を重ねるとともにその時々に演じる勘太郎の勘平を見るのが楽しみ。芝喜松のおかやが熱演。あと亀鶴が良かった。今まで印象が薄かったが今回の千崎弥五郎では「あれ?誰?」と思わずチェック。

このお芝居を見ていて思ったのは、思い込みはコワイということ。勘平は自分が撃ち殺したと思いこんでいたために、おかやは勘平が殺したと思っているから与市兵衛の亡骸を確かめていない。ちょっと確かめれば勘平は死なずに済んだ。現実の世界でも思い込みのために視野が狭くなることも多々ある。気をつけなくっちゃ。

『蜘蛛絲梓弦』

いやぁ~楽しかった。浅草の1月は、若手の勉強会ということもあるだろうけれど、こういう楽しい演目を見て帰路につくのは観客にとっては気分が良い。六変化はみどころだが、最後の蜘蛛の精の場面の役者はもちろんのこと長唄、囃子方、ツケ打ちとが一体となった舞台は圧巻だった。(作調は傳左衛門さん、ツケ打ちは山﨑徹さん)

七之助が坂田金時?赤面???と最初思ったが、なかなかの若武者振りで途中から全然気にならなくなった。

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コメント

拙ブログへコメント&TBをありがとうございましたm(__)m。

新春浅草歌舞伎を楽しまれたようですね。これからもよろしくお願いいたします。こちらからもTBをうちました。

投稿: 六条亭 | 2006年1月16日 21:26

六条亭さま
コメントとTBありがとうございました。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: kirigirisu | 2006年1月16日 21:35

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» 新春浅草歌舞伎第二部の感想 [六条亭の東屋]
今年の新春浅草歌舞伎は、昼夜共通の出し物である『仮名手本忠臣蔵』五段目、六段目を第一部と第二部で勘太郎・七之助の兄弟が勘平とおかる役を入れ替えて演じている。他に定九郎を亀鶴、獅童で、千崎弥五郎を亀治郎、亀鶴でそれぞれ変えている他は、門之助、男女蔵、源左衛門、芝喜松などは同じである。 『仮名手本忠臣蔵』五段目山崎街道鉄砲渡しの場、同二つ玉の場、六段目与市兵衛内勘平腹切の場 五段目、六段目を幕間なしで通して上演したから、およそ二時間の長丁場であった。勘平が舅の与市兵衛を誤って鉄砲で撃ったと思... [続きを読む]

受信: 2006年1月16日 21:18

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