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2006年1月10日

藤十郎襲名披露@歌舞伎座 夜の部

先週の金曜日(6日)に行ってきた。久々の1階席。16列目は足がのばせるので快適。劇場内はお正月のせいもあるだろうが、客席やロビーで着物姿が多く目についた。それも、普段から着物を着慣れているような感じの方が多い。結構男性の姿もあった。お正月らしい華やかさはあるが全体的に落ち着いた雰囲気。

ここ1~2年の海老蔵や勘三郎の襲名とは違い、正直なところワクワク感は薄い。すでに芸を確立されている役者さんなので、これからどんなお芝居を見せてくれるんだろうか?これからどうなるんだろうか?といった期待感があまりないせいかもしれない。

実は、鴈治郎はんのことは食わず嫌いしていた。というよりも和事系のお芝居が苦手ということもある。(でも、仁左衛門が出ている場合は和事でもなんでも良かったりするなぁ...)が、一昨年の海老蔵襲名@松竹座で見た鴈治郎はんの義経は、それはそれは品のある義経。いっぺんで見直してしまった。

『藤十郎の恋』

言わずと知れた初代藤十郎を主人公にした新作歌舞伎。実話を題材にしたものらしい。さらっとした感じのお芝居だった。扇雀は、中村屋との共演で見せる女形とは異なる端正さが新鮮に感じた。時蔵が第二場で登場するときの着物が芝居茶屋の女将にしては地味(というかああいう色は似合わないような気がする)。藤十郎に口説かれて、自ら前掛けを外して行灯の火を吹き消すところの姿が良かった。実は、この演目のとき、後ろの席の2~3人連れと横に座った2人連れのオバサマ方がすでにお芝居が始まっているのに、ボソボソおしゃべるするわ、ガサゴソ荷物をあさるわで、こちらも気が散ってなんだか集中できなかった。これまでに観劇中に不愉快な思いをさせられたのは、「近頃の若者」ではなくて、いつもオバサマ方。どうして中年のオバサマ方って観劇中のお行儀が悪いんだろう。

『伽羅先代萩』御殿の場、床下

藤十郎は、いうまでもなく、品格のある政岡。飯炊きの場面での千松と鶴千代の二人も子役ながらもその存在感と品の良さで場面を引き立てていた。特に千松の虎之介くんの愛嬌は天性のもの。虎之介くんの奮闘振りに盛んに「成駒屋!」の声がかかっていたのも、初舞台のご褒美というだけではないだろう。気持ちの良い初舞台を見せてもらった。

『島の千歳』『関三奴』

踊りのことは分からない。いつもあきてしまうので長唄さんウォッチングタイム。が、今回は成果なし(笑)。関三奴の長唄さんがイマイチ元気がないというか覇気がないように思えたのは気のせいか?それとも傳兵衛さんが苦手なだけか...。

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