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2006年2月24日

2月歌舞伎座昼の部

というわけで、今日、歌舞伎座の昼の部に行ってきた。朝一の演目はパス。一谷嫩軍記も危うくパスになりそうだったが、なんとか滑り込みセーフ。ちょっとボロボロ状態だったので、なんだかボーっとして見ていた。と言っても、いつもボーっと見ていることが多いのであまり普段と変わらないといえば変わらない。

『一谷嫩軍記』

第二場の海の景色がすごくきれいで印象的だった。最近、他の演目でも海の背景がとてもきれいな気がする。以前となんとなく描き方が違うような気がするのだが、気のせいだろうか...。この話は熊谷直実親子の情愛が大きなテーマなんだろうと思うが、それよりも芝雀の玉織姫が敦盛と思って首を抱きしめて嘆き、最期を迎える場面の方がより哀れさや戦いの悲惨さが感じられて思わずウルウルしてしまった。熊谷の馬が敦盛の白馬よりもかなり小ぶりな感じで、並ぶとちょっとバランスが悪いと思うのだが...。

『幡随長兵衛』

劇中劇がなかなか面白かった。なんといっても團蔵の公平は劇中劇とはいえ、荒事がよく似合う。今日のツボは、お芝居を中断された公平の「こまぁっちゃうなぁ...」そのなんとも言えない間がたまらない。益々ご贔屓度があがりそう。ツケ打ちさん役は、本職の方ではなく、役者さんだった。ちゃんとお芝居に合わせて打っていたけど、練習したんだろうな。役者さんも色々と大変だ。

幡随院長兵衛の子分役がなかなか揃っていて嬉しい。その中で、大人に混じって、種太郎くんが、若いながらも(高校生?)遜色なく男気さえ感じさせる役者振りが目についた。骨太な男っぽい役が似合う役者さんになりそう。またまたわたしのご贔屓帳のリストに一人増えた。

『浮塒鷗』

菊之助のお染が可愛らしい。橋之助の久松も、お父さんと一緒のせいなのか、いつもより丁寧に演じているようで、二人の場面がなかなか情緒があって良かった。普段はこういう演目のときは途中で意識を失うことが多いのだけれど今日は面白く見た。けど、昼食の後の演目のせいか、周囲は舟こいでいる人が結構いたようだ。

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「歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

kirigirisuさん、はじめまして。
「酔うて候」の恵美と申します。
ココログ・カテゴリーからたどり着きました。
海老蔵(新之助)から初まって、音羽屋、澤瀉屋、三階さん、
そして上方に触手を伸ばしつつあるカブキ者でございます ^^ 。
二月歌舞伎座は、二人道成寺狙いで拝見してみれば、
いやいや!一谷嫩軍記、幡随長兵衛、浮塒鷗、小判一両とそれぞれに面白く、
す~っごく♪得した気分、おなかいっぱいになりました。

すぐに迫った三月片岡仁左衛門追善やパルコ歌舞伎もとても楽しみですし、
四月浪花花形歌舞伎♪大塩平八郎ほんとうにわくわくしています ^^ 。
また寄らせていただきます。
只今準備中ですが、近いうちにリンクもさせていただきたく存じますが、宜しいでしょうか?
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 恵美 | 2006年2月26日 13:24

恵美さん、コメントとTBありがとうございます。
3月、4月、5月は、東京だけでも歌舞伎関連で見たいものが目白押しで、嬉しい反面、日程や懐具合の調整にホント困っちゃいます。と言いながらも、浪花花形もなにげに視野に入れてたりします。(^^; リンクの件ありがとうございます。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

投稿: kirigirisu | 2006年2月26日 17:24

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» 浮塒鴎 [酔うて候]
「浮塒鴎(うきねのともどり)」 菊さま初役のお染。 いきなり現れた紫頭巾を真正面 [続きを読む]

受信: 2006年2月26日 13:04

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