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2006年5月 2日

Wisteria Maiden

歌舞伎座の初日夜の部。都合により、保名からの観劇。昼の部が押したそうで、その分夜の部も遅れて始まった模様。黒手組助六が終了したのは、9時20分を回っていた。

東京は、今日は真夏日。とても暑かった。それでも、初日のせいか和服姿の方が多かったようだ。

『保名』

いつも言うように踊りのことはトント分かりません。保名は気がふれているということなので、イメージ的にはやつれている姿を想像するのだけれど、ちょっとぽっちゃりした菊之助が可愛らしい。去年見た仁左衛門の保名では蝶々が飛んでいたように記憶しているが、今回はなし。照明を全部落として真っ暗な中に延寿太夫さんの清元が聞こえてきたのはなかなか良かった。けど、何人かで一緒に謡うと△■◎×なのはなぜなんだろう...。といつも不思議に思う。鼓は朴清さん。

『藤娘』

保名が倒れて舞台が暗くなり、その暗いまま藤娘へ舞台変換。同じく照明が落ちた暗闇の中から、笛の音、長唄の独吟、鼓が聞こえてくるが、これも耳に心地よい。舞台がパッと明るくなると上手に長唄さんと三味線。下手に太鼓、鼓、笛の囃子方さん。真ん中に黒地の着物、黒の塗り笠をかぶり藤の枝をかついだ藤娘。

顔が見えたところで、下の方からどよどよとどよめきが。どういうどよどよなんでしょうか?(笑)黒地に藤の花の模様の着物は素敵でした。痩せてすっきりとした立ち姿ではあったけれど、その分顔がコケてしまったので、見る角度によっては顔の輪郭がちょっと角張って男っぽく見える。もう少しふっくらした方が良いのではないかな。踊りのことはホントわからないのだけれど、一つの動作(所作?)と動作の間の動きの体の線が堅い感じがした。花道を引っ込む前の七三の動作はなかなか可愛らしかった。一生懸命に踊っている姿は健気。これから踊り込んでいくうちにどんどん変わってくることでしょうから、楽日にもう一度見る予定なので、どう変わるか楽しみにしてる。大向こうからは、「成田屋!!」の他に「十一代目!!」という声がかかっていた。

『黒手組の助六』

『児雷也』でも大いに笑わせていただきましたが、菊五郎さん大全開。役者さんのブログなどでもチラッと書かれているチャリ場は、ここまでやっちゃうの菊五郎さんという感じ。(笑) 初日ということもあって、全体的にはちょっとギクシャクしているところも感じられたけれど、これは日を追って段々に解決されていくことでしょう。田之助さんは、良い場面で思いっきり「とちり」をされたようで、ご自分でも吹き出していた。

本日のツボ:カモ

座席:3階1列目やや下手寄り

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コメント

>kirigirisuさま
上方のとみです。初日速報ありがとうございます。初日ながらの冗長さはとにかく,めでたさいっぱいのようでしたね。
今朝のニュースで團十郎丈のお元気そうなご様子を拝見し,ありがたさ,めでたさ,あたたかさでいっぱいになりました。

投稿: とみ | 2006年5月 2日 18:03

>kirigirisu さま
暑かったですよね~、お疲れ様でした!
藤娘のどよどよ、気になりますね~(笑)。
でかい!<きれい♪<きれい♪<でかい!(笑)かしら ^^;?
良いのよ海老ちゃん♪舞台で大きく見えるなんて、良いことだわ ^^ 。
田之助さんら黒手組のとちりの応酬も気になりますが、ツボのカモが気になります。
団菊祭らしい、おおどかなお祭りムードを感じます!

投稿: 恵美 | 2006年5月 2日 19:52

昨日は、歌舞伎座全体が華やいだ感じがしました。
また、お元気な姿を舞台で見ることができるのは、
本当に嬉しいです。明日、外郎売を拝見しに行ってきます。(^^)

投稿: kirigirisu | 2006年5月 2日 20:16

#恵美さん
昨日は、「じわ~」ではなくて「どよどよ~」でした。(笑)
ツボのワケを書きたいところなんですが、これから見る方が多いのでやめておきます。黒手組の助六は、毎日新聞の記事や歌舞伎座(松竹)のサイトの「私の初日観劇記」にネタバレがされているので、お気をつけくださいませ。(^^) 

投稿: kirigirisu | 2006年5月 2日 20:37

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