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2006年8月22日

市川流舞踊會22日夜の部

市川流舞踊會に行ってきました。團十郎さんのお嬢さん智英子さんの市川ぼたん襲名の披露目の会です。

日本舞踊の会を見るのが今回が初めて。柝の音も入って歌舞伎の雰囲気。歌舞伎でしか踊りを見たことがないので、女性が女性の役で踊るのを見るのは今回が初めて。ごく当たり前のことなのに、とても不思議な感じでした。

本日の演目と出演者は、

1. 山姥    紅梅

2.素襖落  (新歌舞伎十八番)  

  太郎冠者         海老蔵
  太刀持鈍太郎  升平
  次郎冠者         新蔵
  三郎吾            新七
  姫御寮            右之助
  大名某            市蔵

3. 京人形  

  左甚五郎  團十郎 
  女房おとく  家橘
  捕手頭    升平
  捕手     岩井義太郎、升吉
  大工    新七、升一、悟、辰巳、松五郎、國矢、左字郎、茂之助
  奴照平   市蔵
  京人形の精/井筒姫 ぼたん

踊りのことはよく分かりませんが、「京人形」のぼたんさんの踊りは、最初ちょっと緊張されていたのか少し堅い感じがしましたが、とても素直でてらいがなくて真摯で、見ているうちに引き込まれていきました。これは、團十郎さんや海老蔵さんと共通しているところかもしれませんね。「京人形」で團十郎さんが花道に登場すると大きな拍手。女房役の家橘さんに「今日の気分は?」と聞かれて「前よりもずっと良い」というようなやり取りに会場もやんやの拍手。團十郎さんは、お嬢さんと踊るというのでいつもと勝手が違うせいか、少しソワソワドキドキされているようにお見受けしました。

「素襖落」は、随分前に見たことがあるのは覚えているのですが、内容はすっかり忘却の彼方。(^^; 太郎冠者の海老蔵さん、最初の出だしの声がちょっと高いような気がしたのですが、やはり途中声がひっくり返りそうな感じでちょっと高すぎるかなぁと思われる個所がいくつかありました。那須の与一の扇の的の物語部分での語りを意識してのことのようでしたが、もうちょっと下げても大丈夫だったのではないでしょうか。わたし自身が男性の高い声はあまり好みじゃないので余計にそう感じるのかもしれませんが、他のお役でも意識して高い声にされなくてもいいんじゃないのかなと思うのですが...。

恐らく、海老蔵さんは「素襖落」で太郎冠者を演じるのは初めてだと思いますが、酔態では愛嬌のある太郎冠者。那須の与一の扇の的の物語は迫力があって、とても楽しく拝見しました。ぜひ、近いうちに本興行でもやって欲しい演目です。藤娘で女形の踊りを練習したせいでしょうか、前よりも踊りが上手になったような気がしました。これは贔屓目でしょうかしら。(笑)

明日もあります。昼は一門の方々の踊りの会、夜は、ぼたんさんのお披露目の会です。鏡獅子で、團十郎さんが家老、海老蔵さんが用人の役で出演されます。ちなみに老女が家橘さん、局が右之助さんです。

8月23日(水)【夜の部】(午後6時開演))

  1. 景清   團十郎
  2. 団子売  海老蔵  紅梅
  3. 鏡獅子  ぼたん

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「伝統芸能」カテゴリの記事

コメント

kirigirisuさま こんばんは、
さっそくお邪魔いたします。
今日、いらしてたのですね。
私も行ってまいりました。
成田やさんらしい あたたかい雰囲気のある会だったように思います。
團さまの視線に、心配とか愛情とかいろいろ感じました。
海老蔵さん声高めでしたね。酔っ払いのイメージはああいう声なのかしら。この先の変化も楽しみだなあと思いました。
明日も楽しみです。

投稿: かいちょ | 2006年8月22日 23:57

かいちょさま、こんばんは。
おぉっ、今日、ご一緒だったのですね。(^^)
楽しい会でしたね。割合早くに会場に着いたのですがロビーが大勢の人でごったがえしていたのにびっくり。でも、あれだけの人数がいても、ゆったりした雰囲気でしたね。

わたしは、今日だけです。明日のレポ楽しみにしてまっす。(^^)

投稿: kirigirisu | 2006年8月23日 00:35

こんにちは!
kirigirisuさんもいらしていたんですか。
私も海老蔵さんの素襖落が見たくて行ってきました。
たしかに声がひっくりかえるのが気になりましたよね。
でも那須与一がいまにも矢を放とうとする瞬間のあの顔のすごさ!
昨日はオペラグラスを忘れてしまったんですが、^^;
それでもはっきりとわかるほど、素晴らしい顔で
あれを見ただけでもう私は満足してしまいましたよ。
ご家族のぼたんさんへの愛情がひしひしと感じらた会でしたね。

投稿: yuki | 2006年8月23日 09:17

yukiさん、こんにちは。

yukiさんも、やはりいらしていたのですね。(^^)
「素襖落」は、那須与一のところは迫力あって見ごたえありましたね。ぜひとも、近いうちに本興行で太郎冠者が見たいものです。

ご家族はもちろんのこと、成田屋一門の方々の暖かい気持ちが伝わる良い会でした。

投稿: kirigirisu | 2006年8月23日 11:29

行かれたのですか!いいですね~!
ぼたんさんの襲名・・・團十郎さんのうるうるなお気持ちが想像できます。
ぼたんさんには華やかさもキリリ!とした芯の強さもありそうで、これから先、楽しみですね!

投稿: 恵美 | 2006年8月24日 13:33

ぼたんさんは、お父様似で芯のしっかりした方のようにお見受けしました。海老蔵さんにとっても、これからきっと心強い存在になられるのではないかと思います。(^^)

投稿: kirigirisu | 2006年8月24日 20:06

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