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2006年8月24日

納涼歌舞伎1部

滑り込みセーフで、今日、納涼歌舞伎の1部と2部を見てきました。銀座で下車して、三越でお弁当を仕入れて外に出たら、あらららら...雨。道路はかなり濡れていたけれど、大した降りではないのでそのまま歩いて行くことに。三原橋の交差点に着いたころにはすでに雨もあがっていました。ちなみに、今日のお弁当は米八。おかずなしのおこわだけ5~6種類入っているのがお気に入り。

「丸橋忠弥」

幕が開くと、菊十郎さん、橘太郎さん、今月名題披露された三津右衛門さんの三人の酒盛り。忠弥が素敵に酔っぱらって登場。「朝飯がわりに2合、どこそこで5合、その後どこそこで○合」というセリフを聞きながら、いったいこの人はどれだけ飲んできたのかと足し算していたのですが、途中で分からなくなってしまったわたしはちょっとヤバイかも(^^; 

忠弥がお堀に石を投げて深さを測っているときに、松平伊豆守が傘を差し掛ける場面が見どころと書いてありましたが、染五郎さんの松平伊豆守は、若い侍が通りがかって傘を差し掛けているような感じ。慶安事件が起きたとき、老中の松平伊豆守は55才。ちょっと無理があるような気がしました。

蘭平物狂以上に芯の役者の立ち廻りが大変な演目と聞いていて、立ち廻り好きとしては期待の演目。が、初日、2日目と続けて名題下の役者さんが怪我をされたと聞いていたので、とにかく、これ以上みなさん怪我をされないようにと願いながら見ていたせいか、立ち廻りを楽しむという感じにはなりませんでした。やはり、朝一番の大立ち廻りということもあるでしょうし、お疲れのせいもあってか、少し動きが重いような気がしました。後2日無事に千秋楽を迎えられるようにと祈っています。

慶安太平記は、由比正雪が中心となって幕府転覆を謀った慶安事件をテーマにしているお話ですが、9月に演舞場でやる「魔界転生」も同じく由比正雪のこの事件がテーマだそうです。

「近江のお兼」

3年前の同じ納涼歌舞伎で勘三郎さん(当時勘九郎さん)が踊られたのを見ましたが、細かいところは覚えていませんが、全体的に福助さんの方があか抜けた女性のように感じました。

「たのきゅう」

三津五郎さんの講演を聞いたときに、落語から題材をとったものだということでこれはかなり面白くなりそうだと思ったのですが...。「分かりやすい=面白い」ではないと思うのです。登場人物の名前も凝ってつけていたので何かあるのかなと思いきや、みんな同じような感じで一人一人の特色が分からないし、もう一ひねりひと工夫があっても良かったのではないかと思いました。

回り舞台を使っていますが、どうせならば、歌舞伎座の回り舞台全体を使うくらいのことを考えてもよかったのではないでしょうか。小吉くんの初舞台にあて書きされたのかもしれませんが、少々子供だましっぽい感じがしました。2部の駕籠屋の踊りを見る限りでは、小吉くんは多少難しいお芝居や踊りでも十分にこなせるだけの力がありそうなのにもったいない感じがしました。

【今日のイチオシ】

一番最後に、難しい顔して踊っている左十次郎さんの隣りでニコニコ顔で踊っている翔次くん。

席:3F1列中央寄り

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