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2006年12月23日

第2回能楽現在形

狂言の野村萬斎さん、笛の一噌幸弘さん、大鼓の亀井広忠さんの三人が主催する「能楽現在形」に行ってきました。三人を中心に同世代の若いシテ方を招いて能を上演しようという会とのことです。

本日の演目は、

1.一調 「張良」 宝生欣哉  太鼓/金春惣右衛門

2.舞囃子「野守」 大島輝久 
  笛       一噌幸弘
  小鼓  成田達志
  大鼓   亀井広忠
  太鼓   金春惣右衛門
  地謡   粟谷明生 長島茂 金子敬一郎 佐々木多門

3.能「井筒」 シテ 狩野了一 ワキ 宝生欣哉  アイ 野村萬斎

 笛       一噌幸弘
  小鼓   成田達志
  大鼓   亀井広忠
 地謡   友枝昭世 粟谷能夫 粟谷明生 長島茂 
             金子敬一郎 佐々木多門   内田成信 大島輝久

4. ポストトーク 

  野村萬斎  一噌幸弘  亀井広忠  狩野了一  大島輝久
    土屋恵一郎(プロデューサー)

これでお能は3回目。一調と舞囃子は聞いていて、とても気持ち良くて、自然と顔がにこやかになるような感じ。宝生能楽堂は、これまでに行った能楽堂よりも音が反響しやすいように感じました。座った席にもよると思いますが一調のときは、太鼓の音が響いて声が聞きづらいところもありました。

舞囃子は、歌舞伎でいう素踊りでしょうか。ポストトークのときに舞囃子を舞った大島さんが、野守は最初からテンションを上げていかなければならないので、気持ちと体のバランスを取るのが難しいと話されていました。

さて、井筒ですがシテの狩野さんは今日が初めてだそうです。能のことは全くわかりませんが、橋がかりを歩く優美な姿はえも言われぬものでした。超自然的というか、なんと表現してよいかわかりませんが実際に存在しているのですがこの世のものとは思えないような、そんな雰囲気でした。シテの動きの美しさに目を奪われて、最初のうちは舞台に集中できたのですが、いかんせん井筒の前半は動きが少ないし、シテも地謡もとても良い声なので聞いているうちにすっかり気持ちよくなってしまい、途中でちょっと意識不明...。5分くらい寝たらスッキリして、後ジテはバッチリみることができました。

お能の衣装の色づかいや組み合わせがなんとも言えずに素敵でした。前シテの衣装も派手ではないのですが上品な色づかいでしたし、後シテも下がオレンジ色(と言ってはいけないような気がしますが)で上に羽織った衣装の色も紫というか茶色というかなんという色なんでしょうか。地味目な色なんですがとてもあでやかな感じがしました。

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