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2007年1月 4日

奸婦にあらず

日経新聞の夕刊に連載されていた「奸婦にあらず」(諸田玲子著 日本経済新聞社刊)が昨年11月に単行本になりました。連載当初から読んでいたのですが途中で読んだり読まなかったりしているうちに話が分からなくなってしまい本になるの待っていました。

主人公の村山たか女は、井伊直弼の想い人であり、大老となった直弼の密偵として手助けしたと言われている人物。最初はあまり感じなかったのですが読み進めていくうちに直弼が段々と吉右衛門さんのイメージと重なり始めました。本を読みながら、そのシーンのイメージを頭に浮かべることがあるのですが、後半、直弼が藩主の跡継ぎとなり江戸に行った頃くらいからは、会話のテンポなどもすっかり吉右衛門さんになってしまいました。去年の「井伊大老」はそんなに印象に残っていないんですが...(^^?

なかなか読み応えのある本でした。今度「井伊大老」を見るときには、この本で仕入れたことがちょっと邪魔になってしまうかもしれません。お芝居見ながら「直弼さん、ホントにそう思ってる?」なんて茶々いれたくなってしまいそう。(^^;

同じく井伊直弼、村山たか女、長野主膳を主人公にした舟橋聖一氏の「花の生涯」と読み比べてみたくなりました。確か「花の生涯」は、NHKの大河ドラマの第1作目でしたよね。二代目松緑さんが直弼役でした。と言ってもさすがに見た記憶はありませんです。

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コメント

遅まきながら、今年もよろしくお願いしますm(__)m。

私もこの本をぼつぼつと読んでいますが、直弼が吉右衛門さんのイメージと重なるというご感想はなるほどと思いました。この本が舞台化されたら、まさに適役でしょうね。

ただ村山たか女は誰があっているでしょうかね?ひょっとして寺島しのぶさんあたりでしょうか?

ちなみに私は大河ドラマ第1作舟橋聖一作の『花の生涯』を熱心に観たくちです。二代目松緑さんの直弼、淡島千景さんのたか女、佐田啓二さんの長野主膳、三人ともとても魅力的な主人公でした。ですから、今もってこの三人のイメージから離れられません(笑)。

投稿: 六条亭 | 2007年1月10日 22:05

六条亭さん

こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

読み始めて気に入った本はイッキ読みすることが多いのですが、さすがにこの本は厚いのでムリでした。(^^; 新聞に連載されていたせいでしょうか、きょうはこの辺でやめておこうとキリがつけやすかったのが有り難かったです。

>二代目松緑さんの直弼、淡島千景さんのたか女、佐田啓二さんの長野主膳、
佐田啓二さんは実際に見たことがありませんのであくまでも推測の域ですが、松緑さん、淡島千景さんはまさに適役ですし、三人のバランスもさぞかし良かったことと推察いたします。オンタイムで見たかったです。

「奸婦にあらず」も舞台や映画でぜひ見たいですね。

投稿: kirigirisu | 2007年1月11日 14:41

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