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2007年2月18日

2月花形@博多座 昼の部

昨日一日中なんとなぁ~く体が重いなぁ(体重の話ではなくて(^^;)と思っていたら、朝起きたらやっぱり雨。博多座の近くのホテルにしたので朝はゆっくりと起きてのんびり朝食。今回、一泊朝食付きのプランにしたのでホテルで優雅に朝食とあいなりました。いわゆるバイキング形式の朝食と和食とを選択できたので、和食屋さんの朝粥にすることにしました。朝粥に色々な小鉢が付いていて、全部食べたらおなかい~っぱい。でも、美味しかった。(^^)

博多座に10時半頃に到着。荷物をロッカーに入れて席へ。昨日よりも少し後ろの上手寄りの席。なにやら周囲はお着物姿のおばさま方。それぞれにご挨拶をしあっていたようでした。やはり、土曜日の昼間ですので一階は満席。

『高時』 初めて拝見。海老蔵さんがこのところ新歌舞伎十八番を積極的に手がけているようなので、興味はあったのですが、あまり上演されていないようですし、ものの本には天狗の舞のスペクタクルと九代目の格好の良さだけでみせた芝居というようなことが書かれていたのでどんなもんかと思っていました。が、いんやぁ~すっごく面白かったです。

天狗の舞。登場したときから姿を消すまで、あの独特の動きをずっとやっている名題下さん達の運動能力の高さには目を見張るものがありました。それに加えて単なるアクロバット的なものではなくて踊りとしても見せてくれるセンスの良さもあってすっかり見入ってしまいました。素敵でした。もともと男性の群舞が好きなので、こういう踊りを見るとホント嬉しくなっちゃいます。(^^) もっとこういうのをやって欲しい。

天狗をなさった方達はこの後の蘭平の立ち廻りにも出演。ホントご苦労さまです。最初の空中ブランコのようなもので登場二人のうち小柄な方は翔次さんでしょうかしら。あの拵えだと誰だ誰だかわからない...。(^^;

高時の着物の模様と後ろの襖と壁の三角模様が同じ。家紋にしてはシンプル過ぎるから何だろうと思っていたのですが、調べたら、やっぱり北條家の家紋(三ツ鱗)のようです。

『鏡獅子』菊之助さんの弥生は、楚々として可憐で上品なお小姓でした。というよりも、御殿のお小姓ってこういう感じなんだろうなと思わせると言った方がいいかもしれません。素敵でした。獅子は勇壮というよりもどちらかというと楚々とした感じがしましたけれど、毛振りは豪快でした。

『蘭平物狂』この演目は、大好きだった初代辰之助さんの思い出深い作品なので、つい最近までは一生封印しちゃうつもりでいました。でも、このところの松緑さんの舞台での活躍ぶりを見て、ここらで見てもいいかなという気になっていました。(^^) わたしの中の蘭平のイメージは青白い月明かりの中で刀を手にした辰之助さんの凄絶とも思える立ち廻りだったんですが、今回の明るい舞台に「あれ?」と一瞬思いましたけれど、恐らく辰之助さんと松緑さんの芸風の違いなんでしょうね。最初の黒地の奴姿は、やはりお祖父さまを彷彿とさせます。

蘭平の立ち廻りは、息もつかさずにありとあらゆる立ち廻りの手がでてきます。もともと立ち廻りが好きでしたけれど、蘭平を初めて見たときは度肝を抜かれました。どうしても側で見たくて、二度目は花道の側のチケットを取った覚えがあります。井戸の屋根から石灯籠に飛び降りる辰之助さんが怪我でもしないかとハラハラとしたのもついこの間のような気がします。

八重之助さんが作られたとおりに今もなさっているということなので、これからもずっと継承されていく貴重な財産ですね。お祖父さまの二代松緑さんが復活した蘭平。大事に継承していって欲しいと思います。当代は叶わなかった親子共演。息子さんの繁蔵で共演される日を楽しみにしています。

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コメント

kirigirisu様、こんにちは! 同じ舞台を見ていたかと思うと、なんだか嬉しくなります♪ 記事を拝見しますと、ホテルも一緒だった模様です。(私は洋食を頂きました。) ほんっとーに素晴らしい舞台でしたよね。今でも思い出しては台詞を呟いたり、ぼんやり思い出に浸ったりして、周りからは「博多座病」と言われています(笑)。

投稿: はなみずき | 2007年2月19日 22:21

#はなみずきさん

あらぁ~ホテルもご一緒だったんですね。(^^)
博多まで行って見た甲斐がある舞台でした。
若い役者さん達が一生懸命にやっている姿がとても素敵でした。
そろそろ現実に戻らなくてはいけないんですが、
わたしも、なんだかボ~っとしています。

投稿: kirigirisu | 2007年2月19日 23:50

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