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2007年4月 3日

二代目中村錦之助襲名 初日 夜の部

200704021853000 写真を撮るのがヘタなので、祝い幕の全体がうまく入らなかったのですが、全体に淡い色目でスッキリした感じです。

昼の部の後半2演目に続いて夜の部を拝見。昼の部は3階でしたが、夜は、せっかくなので1階に降りてきました。

夜の部の終演時間は、予定どおり9時30分でした。(歌舞伎座の出口を出るときに確認)たぶん、口上次第で、明日以降多少変わってくるとは思います。

「実盛物語」仁左衛門さんの実盛は2回目。前回の颯爽としたお姿も記憶に新しいですが、太郎吉が千之助くんということもあってか、ときどき、おじいちゃまのお顔がのぞいていたようにお見受けしました。千之助くんは、お祖父さま直伝でしょうか見得の形が大きくて決まっています。(^^) 最後に馬に乗って舞台を一周するところは、仁左衛門さんのお顔がかなりゆるんでいるようでした。それにしても、馬上の実盛さまはホント素敵です。花道の最後、二階席のところでちょっと頭を下げていくところも絵になっていいんですよねぇ。馬っていつも同じだと思うのですが、今日のお馬さんはなかなか格好がよくて大向こうから「名馬!」と声がかかってました。(笑) 普段あまりチャリがけって好きではないんですが、今日は、思わず笑っちゃいました。

「口上」萬屋一門、出演の幹部のみなさんで総勢23名。それぞれの口上は覚えきれないし、その時点では覚えていたものも、家に帰ってきたらほとんど忘れてしまいました。(爆) 印象に残ったのは、幼なじみだという福助さん。言えない話もたくさんあると笑わせていましたが、お父さんを早く亡くされて色々と苦労しただろうとちょっと声を詰まらせて話されていました。こちらもなんだかウルウルしてしまいました。

「角力場」与五郎と放駒の二役。個人的な好みで言えば、与五郎よりも放駒の方が錦之助さんにあっているように思います。確かに白塗りの二枚目系は似合いますが、つっころばし系はちょっと違うような気がします。放駒と濡髪のやりとりで気になったのは、富十郎さんの会話のタイミングが一昔前の国際電話を聞いているような感じがしたことです。初日ということもありますが、昼の部の「菊畑」に比べて、ちょっと集中力に欠けてしまいました。

隼人くん、見る度に背が伸びているようで、またまた大きくなったようです。年齢(13才)と見かけがアンバランスなのと声変わりの最中なのがちょっと気の毒な気がしますが、まぁ、これは時が解決してくれるでしょう。(^^)

「魚屋宗五郎」勘三郎さんの宗五郎。期待していたんですが、思ったよりも歯切れがよくなかったような...。うまく言えないのですが、お芝居自体がどうこうということではなくて、たぶん、わたしのイメージと違うと言った方がよいのかもしれません。このお芝居は二代目松緑さんと三津五郎さんで見ているせいもあって、菊五郎劇団系と色合いが違うという感じがするんだろうと思います。

席:1階16列目中央

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コメント

私は昨日の初日、始めて二階席から(しかもチケットをタダで頂いたんです)見たのですが、全体的な印象はあなたとほぼ同じです。
仁左衛門さんが、最後に花道で「大松嶋!」と大向こうの声が掛かったとき、とても嬉しそうな表情をされたように見えたんですがお気づきでしたか?(どう見てもおじいちゃんに見えない、お若い仁左衛門さんは嫌がるのかと思っていたのですが・・・・・。)きっと千之助君の出来を見て、安心し、嬉しかったんでしょうね。
錦之助さんのつっころばし(与五郎)は、これからの錦之助さんがこなしていかなければいけない(?)役どころの一つにしようとしているのかも知れません。今はまだまだ修行中と言った感じでしたよね。
富十郎さんは、初日と言う事で科白が入っていなかったのでしょうか?プロンプターの声が聞こえていましたよね。もしかしたら錦之助さんの襲名で一番緊張していた人なのかも知れません。(錦之助さんの親代わり同然でしょうから)。最後の「魚屋宗五郎」は個人的には高麗屋親子の方が勝っていたと思います。勘三郎さん、見るからにして「髪結新三」のイメージが残っていたように思えました。もっと明るい感じを強調してくるのかと思っていたのですが、「あれっ、こんなの?」と言う感じで、なんかイメージが違いましたよね。

投稿: 二階席から | 2007年4月 3日 11:06

二階席からさん、コメントありがとうございました。

「大松嶋」ってかかっていましたね。(^^) 千之助くんと二人で馬に乗っていたときからお顔がかなりゆるんでいたようにお見受けしたので、掛け声に反応したというよりも、千之助くんと共演されたおじいちゃまとしての嬉しさの方なんじゃないかなと推測しております。

わたしも、宗五郎の勘三郎さんは、もっと明るくカラッとした感じにもってくるのかなと思っていたのですが、思ったよりもウエットな感じでした。が、お話のシチュエーションから考えて、こういう宗五郎もありなのかなという気もしています。

投稿: kirigirisu | 2007年4月 3日 12:21

あ、一階にいらしたんですね♪
三階にいました!終演時間、予定通りでしたか!すごい!(笑)
なんだかお祭り気分でとっても楽しい観劇でした。^^

投稿: urasimaru | 2007年4月 3日 13:08

urashimaruさんもいらしていたのですね。(^^)

初日にめずらしくぴったりでした。口上の時間を多めにとっていたのかもしれませんね。(笑)

やはり襲名公演ですね。ロビーや客席でお見かけする方々のお顔が晴れやかでしたし、新錦之助さんへの期待感もあって劇場全体がウキウキするような雰囲気でしたね。

投稿: kirigirisu | 2007年4月 3日 13:58

初日、いろいろあったようですが(^^;
まずはおめでたいということで、休憩時間のロビーあたりは大変華やかで結構でしたね。私は途中からしか見られませんでしたが、変な風に緊張していたせいか晩御飯らしいものもいただかず、そのせいか眠くもならず。

最後の磯部の殿様がやっぱり見ていて安心・・・ではありましたが~(^^;、3月の芸談の会や襲名パーティで力説されていらした通り、一生懸命、ちょっとずつ(共演の方々も含め(^^;)アンサンブルとしてまとまってほしい、と思っています。

あとは、襲名弁当を注文するかどうか!?が次の焦点です(ソコデスカ~)

投稿: coco | 2007年4月 4日 23:38

cocoさん、初日はいろいろとありますねぇ。(笑)
襲名公演だけにみなさん普段以上に緊張されているのでしょうね。

磯部の殿様は贔屓目でしょうか、あんな酷いことしそうもない慈悲深い殿様に見えてしまいました。(^^; 濡髪さんにはちょっと肩すかしくらった感じですが、放駒は初々しさがあってとっても良かったと思います。ここだけの話、濡髪が吉右衛門さんだったら初日からがっぷり四つだったろうになぁ...という思いがちょっと頭をよぎりました。

ご本人はちょっとずつって謙遜しておっしゃってますけれど、ここ1年でもかなり活躍されているし、これからも1年ごとに大きく飛躍されていくんじゃないでしょうか。そんな予感がする初日でした。(^^)

投稿: kirigirisu | 2007年4月 5日 00:14

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