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2007年5月

2007年5月31日

2007年5月の観劇メモ

久々にいそいそと劇場に足を運んだ1ヵ月でした。しかし、いつも思うのですが、どうしてこう見たいものが同じ月に重なってしまうんでしょうね。もうちょっと公演日がばらけてくれたら見ることができたのに...と思うことしばし。

・5月 1日(火) 團菊祭@歌舞伎座 夜の部
・5月 3日(木) 5月大歌舞伎@演舞場 夜の部<法界坊、双面>
・5月 9日(水) 5月大歌舞伎@演舞場 昼の部<鬼平犯科帳、釣女>
・5月10日(木) 能楽現在形@宝生能楽堂<忠度(舞)、水汲、融(能)>
・5月19日(土) 能楽現在形@世田谷PT <乱(舞)、鐵輪(能)>
・5月23日(水) 團菊祭@歌舞伎座 昼の部
・5月25日(金) 團菊祭@歌舞伎座 夜の部

今月のベスト1は、迷わず『め組の喧嘩』。 これは、ただ一言「好き」というしかございません(^^) その次は『女暫』と『鬼平犯科帳』の大詰。吉右衛門さんと歌六さんのがっぷり四つのお芝居いいですねぇ。もっともっと見たいものです。

お能の融の後半「遊曲」の演奏の迫力も印象的でした。お若い三人の丁々発止の演奏もさることながら、太鼓の金春惣右衛門さんの優雅なバチさばきと豊かな音色が耳に残っています。

6月は、7~10月にかけて見たいものが目白押しなので、大人しく良い子にしている予定です。

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能楽現在形@世田谷PT(喜多流)

5月19日(土)に拝見。すでに2週間近く経っているし記憶もあやふやで今更な感じもするのですが、5月の観劇メモに簡単な感想を書いていたら長くなってしまったので別項目にしました。

この公演は3日間で、宝生、喜多、観世流のおシテ(金井雄資、狩野了一、片山清司)がそれぞれ日替わりで演じられたので、全部見たかったのですが、なにせ歌舞伎の方もあるので、1日だけにしました。どれか一つを選ぶとしたら、やはり以前に拝見して素敵だった(素顔も(^^;)喜多流の狩野了一さんのを拝見することにしました。

初めて見たのですが、夫に捨てられたことを怨みに思った女性が鉄輪を頭にいただき恐ろしい形相で呪詛する様子はどこか悲しげでした。蛇足ですが安倍晴明が萬斎さんだったら面白かったのではと、ちらっと頭をよぎってしまいました。(んなことあるわけないですが...(^^;)

4月に翁・三番叟を見たときは、3階席だったせいもあったのでしょうが、音はあまり気にならなかったのですが、今回は、宝生能楽堂からあまり日を経てずに見たせいもあって、お囃子の音がとても平べったく聞こえてきてあれ?と思いました。ポストトークで広忠さんが、能楽堂は鏡板(松の絵が書いてある後ろの板)が共鳴板になっているので、劇場ではやはり音が鳴りにくいという説明をされていました。それでも世田谷パブリックシアターはまだ良い方だそうです。

ポストトークでは能楽堂で演じる能と劇場で演じる能とでは空間の使い方が異なるために色々な工夫が必要である。今回も橋がかりが短いために舞台に向かって3本+舞台後方1本を設置したこと、能楽堂と違って柱が短いため目印にならないので柱の代わりとなるよう舞台に照明で結界を描いたこと、囃子と地謡の位置を決めるのに模索し、一時は歌舞伎の黒御簾のような形にすることも考えたという興味深いお話を聞くことができました。

能のお囃子にも演目によって文字通り「囃す」というものと効果音的なものとがあるということを広忠さんが歌舞伎を例にあげて説明してくださったので分かりやすかったですが、歌舞伎をご覧になったことがない方は?だったかもしれませんね。(^^) 

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2007年5月30日

俳優祭のTV放送

リクエストが多かったのでしょうか、早々に俳優協会のサイトに放送日のお知らせが出ました。今回は土曜日開催とあってチケ争奪戦は不戦敗を決め込んでしまいました。テレビ放映を楽しみにしています。(^^)

平成19年7月27日(金) 22:00~24:15 NHK教育テレビ

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7月大歌舞伎@松竹座 配役追加

7月の松竹座の歌舞伎公演の写真入りのちらしがアップされました。配役も追加されています。歌六さんの衣装のお写真が間に合わなかったのでしょうか?欠席者写真のようになっています。その代わりに(?)仁左衛門さんが2人います。(^^; 

さてさて、いつ行こうかしらん。公演があるのを知ってすぐに張り切って予定を組んだのですが、後になって貸切日が入っていることが分かってガックシ。すっかり出鼻をくじかれてしまいました。

<補足>

rikaさんのところで紹介されていた、7月の公演に関する仁左衛門さんの会見記事(日刊スポーツをこちらでも紹介させていただきます。「女殺油地獄」は仁左衛門さんの指導。海老蔵さんからの申し出に仁左衛門さんも驚いたそうです。考えてみれば、お江戸の役者、それも市川宗家のボンボンが、大阪で大阪弁で大阪の芝居をするというのは、かなり思い切ったことですね。(無謀といえば無謀ですけど...(^^; 若いときにしかできない挑戦ですものね)

☆公演日程:7月2日(月)初日~26日(木)千穐楽

☆演目と主なる配役

<昼の部>  午前11時00分開演

1. 歌舞伎十八番の内 鳴神
   鳴神上人      海老蔵

  白雲坊        市蔵
  黒雲坊        男女蔵

   雲の絶間姫     孝太郎
 
2.  橋弁慶
  武蔵坊弁慶     愛之助

    従者         宗之助
   牛若丸        壱太郎

3. 義経千本桜 渡海屋 大物浦
   渡海屋銀平
   実は新中納言知盛  仁左衛門
   源義経         海老蔵
   相模五郎        愛之助

    入江丹蔵        男女蔵
   武蔵坊弁慶       歌六
  女房お柳
   実は典侍の局      秀太郎

<夜の部>  午後4時15分開演

1. 鳥辺山心中
   菊地半九郎      愛之助
   若松屋遊女お染   孝太郎
   若松屋遊女お花   竹三郎

    坂田源三郎      薪車
  与兵衛         家橘
   坂田市之助      秀太郎

2. 新古演劇十種の内 身替座禅
   山蔭右京      仁左衛門
   太郎冠者      愛之助

  侍女小枝      壱太郎
  侍女千枝      宗之助

    奥方玉の井     歌六
       
3. 女殺油地獄
   河内屋与兵衛    海老蔵
   女房お吉       孝太郎
   豊嶋屋七左衛門   愛之助
   与兵衛妹おかち   壱太郎

  小菊          宗之助
  小栗八弥       薪車

  山本森衛門      市蔵
   与兵衛母おさわ   竹三郎
   河内屋徳兵衛    歌六

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2007年5月29日

いよいよ第13回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

今年の稚魚の会・歌舞伎会合同公演のちらしが国立劇場のサイトにアップされました。和紙のパッチワークの彩りが若々しいですね。

C組の「勧進帳」の番卒に翔次さんのお名前を発見。(^^)v 配役に変更があったようですね。翔次さんも出演とあっては、これはなんとしても見に行かなくっちゃ。

国立劇場でもパソコンでチケットが買えるようになりましたが、昨日今日とうまく作動していないみたいですが大丈夫なんでしょうかしら...。

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2007年5月28日

オペラ座の弁慶@地上波

GWにNHKハイビジョンで放映された「オペラ座の弁慶」が来月というか来週地上波で見られるようです。6月8日(金)22:00~22:59NHK総合プレミアム10」に予告が載っています。ハイビジョン版よりも短くなっているようですが、思ったよりも早く地上波で放映されるのは嬉しいことですね。(^^)

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2007年5月25日

團菊祭@歌舞伎座 夜の部千穐楽

なんとしても、もう一度夜の部というか「め組の喧嘩」を見たかったので機会を狙っていたのですが、とうとう楽日近くまで来てしまいました。あきらめきれずに深夜にのぞいてみたら、1階前方正面の席が出てきてしまいました。思わずポチ。

ということで、ちょっと寝不足気味ですが行ってきました。楽日ということもあってかなりヒートアップした「め組の喧嘩」の喧嘩の場。舞台の熱気が客席にまで押し寄せてきました。千穐楽ということもあってか、ところどころかなりみなさん張り切っていたようです。いやぁ~でも面白かった。

この演目では菊五郎さんの楽日のお楽しみはないだろうなと思っていたら、勢揃いのときに菊五郎さんに鳶口をもっていった鳶さん(音一郎さんかな?)に水をかけていました。

初日に見ただけなので記憶があやふやなんですが、叩きつけられるように戸板に乗せられてました重傷の鳶さん(みどりさん?)が、きょうは一度戸板から転がり落ちて、もう一度乗せるために叩きつけられていました。初日は一度だけだったような気がしますが、これは出血大サービスという感じなんでしょうか(^^;

屋根に駆け上るのは今日はみなさん気合いが入っていて、全員危なげなく屋根の上に。屋根の上の音吉さんの「さぁ!こい!」とばかりに一人一人に目を合わせて手を差し伸べているお顔がとても素敵でした。

角力組と鳶の喧嘩の場では、角力組の何人かは、楽日特別バージョンに不意打ちをくらったような顔をされていたようでした。(^^)また、最後の鳶組と角力組のハシゴを挟んでの押し合いは、多勢に無勢で角力組が上手の端まで何度か押し切られていました。最後の方は両方ともかなり熱くなっていたようで、ハシゴの前方でコントロールしていた市蔵さんが「早く菊五郎さんがでてこないかな」という顔をされて下手をかなり気にしながら、素に近くなって困ったお顔をされていました。(^^;

今日は、本当に空からでないと間に割って入れないほど双方とも熱くなっていて、梅玉さんの登場がとても効果的でした。

最後の場にいない九竜山さんの安否ですが、藤松さんに後ろから頭をやられていましたが、動けなくなっているスキに後ろからもう一人に脇腹をやられていました。やっぱり重傷なんじゃないでしょか?

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2007年5月23日

團菊祭@歌舞伎座 昼の部

本日、見てきました。母親と一緒なのでお寝坊してはならずと頑張って早起きして(わたしにしては)、無事「泥棒と若殿」から観劇。明日一杯ちょっと取り込んでいるので簡単に。

勧進帳は、團十郎さんのお声がちょっとかすれていたのが気になりました。が、関を通り抜けようとして富樫に呼び止められ、なんとかこの場を乗り越えようと必死で義経を打擲する場の盛り上がりはさすがでした。同行した母親が、幕が閉じてから「團十郎さん、ちょっと疲れているみたいね。心配で見ているこっちも疲れちゃった」と曰っていました(^^;。最後の六方はそれこそ最後の力を振り絞ってという感じでした。全体的には、お正月に見たときよりもメリハリがあったように感じました。菊五郎さんの富樫を拝見したのは初めてですが、情け深い大人の富樫でした。

「源氏店」賛否両論というよりも否論の方が多いのかもしれない海老蔵さんの与三郎。3年前の大阪松竹座のときよりもずいぶんと線が太くなっていました。思わず何回か笑っちゃいましたが、変に小器用にまとまらずに堂々とヘンテコな与三郎がわたしは結構好きです。(笑) 襲名興行のときに見たときは、後で本などで知ったのですが、かなり体調が悪いときだったようで、ヘンテコというよりも、抜け殻っぽくて、自分が何をやっているのか分かっているのかな?大丈夫かな?という感じだったのです。

今回の与三郎は、良くも悪くも台詞回しや所作などは意識してやっているようにお見受けしました。このヘンテコさの落とし前を何十年後かにどうつけるのかぜひとも見届けたいと思っています。やっぱり目が離せない。(^^)

今日は16列目でしたのでお散歩コースの真ん前の席。母親が「やっぱりきれいねぇ」とご満悦。

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2007年5月22日

浮世絵と共演

テレビをあまり見ないのでテレビではまだお目にかかっていませんが、海老蔵さんのお~いお茶のCMのニューバージョン「さらなる高みへ篇」を伊藤園のサイトで見ることができます。

助六、暫、勧進帳(弁慶)の浮世絵の前で、素顔で見得をしていますが、やっぱり助六は素顔でも助六ですね。(^^)

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2007年5月21日

あま~く、りりしい

今日の毎日新聞の夕刊の「特集ワイド」に愛之助さんが取り上げられていました(記事は→こちら)。一般家庭から梨園に入ったという紹介があり、ファンの方々のコメント、お芝居を共演された名取裕子さんの追っかけを自認されているコメントなども載っています。愛之助さんご自身のコメントももちろん書かれていますがちょっと短いような気もします。ネットの記事には写真がありませんが、紙面には、夏祭の団七が立札を持って見得をしているものと素顔の写真が掲載されていました。

役者は人気があってなんぼなんでしょうけれど、記者の方がいうブレークというのはどうなんでしょうね。一過性の人気よりも、ジリジリと手堅く右上がりに上がっていって欲しいですね。というか、そうなるんじゃないでしょうかしら。(^^)

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2007年5月17日

菊五郎の色気

春頃、演劇評論家の長谷部浩さんがご自身のブログに文春新書向けに当代菊五郎さんの本を書いていていると書かれていましたので、気になっていつ出るのかなと時々ブログをのぞいていました。一昨日、初稿ゲラを戻されたとのことです。出版社のサイトにはまだ載っていませんが、一部のネット書店ではすでに予約を受け付けているようです。発売は6月21日(予定)とのこと。「菊五郎の色気」と題した本。蔵出し写真満載だそうです。

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2007年5月16日

和樂7月号と家庭画報7月号

家庭画報7月号(6月1日発売予定)に「市川團十郎が挑んだオペラ・ガルニエ」という特集記事、和樂7月号(6月6日頃)に「市川海老蔵inパリ」と題する海老蔵さんの密着取材記事が載るそうです(成田屋公式サイトより)。両方とも重い雑誌なので立ち読みするのも買って帰るのも大変。と言っても和樂は定期購読の雑誌なので、通常の本屋さんには置いてないですが...。一冊だけでも注文できるので頼んじゃった方が楽かな。いっそ2冊いっぺんに頼めるところに頼んじゃえば良いかしらん。

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2007年5月14日

やっぱりとまらない

Photo_1 以前に佐伯泰英の「居眠り磐音シリーズ」にハマってしまって、かっぱえびせんみたいにやめられないと書きましたが、現在は、「密命シリーズ」がやめられないとまらない~♪状態です。

第1巻を読んだ後は、順を追わずに適当に読みあさっています。「初陣」は今読んでいるものです。佐伯泰英さんは歌舞伎がお好きなんでしょうか。その時代の市川團十郎を登場させますね。「狩シリーズ」では、夏目影二郎が7代目團十郎の危機を救いますが、密命の金杉惣三郎は、2代目團十郎と共演します。(^^)

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2007年5月12日

能楽現在形第3回公演

10日に狂言の野村萬斎さん、笛の一噌幸弘さん、大鼓の亀井広忠さんの三人が主催する「能楽現在形」第3回公演に行ってきました。

今回の演目は、

1.舞囃子「忠度」 和久荘太郎 
  笛       一噌幸弘
  小鼓  成田達志
  大鼓   亀井広忠
 地謡  武田孝史、朝倉俊樹、辰巳満次郎、宝生和英

2. 狂言「水汲」

シテ 新発意  野村萬斎 
アド 女     高野和憲

3.能「融」遊曲 シテ 金井雄資 ワキ 宝生欣哉  アイ 野村萬斎

  笛       一噌幸弘
  小鼓   成田達志
  大鼓   亀井広忠
  太鼓   金春惣右衛門
 地謡   高橋章、武田孝史、朝倉俊樹、辰巳満次郎、宝生和英、
            小倉健太郎、和久荘太郎、亀井雄二

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2007年5月11日

アマテラス@歌舞伎座公演

鼓童が去年結成25周年記念公演で玉三郎さんと共演した「アマテラス」が、8月に歌舞伎座で再演されます。歌舞伎会の会報誌にはすでに公演について掲載されていますが、鼓童のサイトにも発表されました。

公演日時: 8月4日(土)18:00開演
       8月5日(日)13:00開演
       8月6日(月)13:00開演

チケット: 1階桟敷席 19,000円
             1等席18,0000円
             2等席13,000円
             3階A席7,000円
             3階B席4,000円

チケット一般発売日:6月27日

去年、世田谷パブリックシアターで公演を見て、再演があったらぜひまた見たいと思っていましたので、こんなに早くまた再演されるのは大変嬉しいです。が、正直なところ強気なお値段にちょっとたじろいでしまいました...(^^; 歌舞伎座の舞台に合わせて色々と調整やら新しくつくるものもあるでしょうから、このくらいのお値段になってしまうんでしょう...と納得はしてみました。(^^;

京都南座は拝見しませんでしたが、歌舞伎座で見る「アマテラス」は、さらに見ごたえのある舞台になるのではないかと期待しています。

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2007年5月10日

5月演舞場 昼の部

きのうは本当に暑かったですね。夕方まで半袖のTシャツ一枚で過ごせました。ということで、やっと、仕事が一段落したので、きのう、演舞場の昼の部に行ってきました。諸般の事情で...単にお寝坊しただけなんですが(^^;、「鳴神」には間に合わずに鬼平犯科帳「大川の隠居」と「釣女」だけになってしまいました。

「大川の隠居」

なにを隠そうTVで「鬼平犯科帳」を見たことがないと言った方が良いくらいほとんど見たことがありません。(^^; かえってTVのイメージがないため舞台のお芝居としてはすんなりと入っていけたように思います。

最後の初夏を思わせる涼しげな「嶋や」での吉右衛門さんと歌六さんの丁々発止のやりとりは、ときにはクスクスと笑いを誘い、ときにはホロリとさせ、その場には二人しかいないのに、二人が語る色々な場面が目に浮かんでくるような感じがしました。見ごたえのある場面でした。この二人の台詞の応酬、攻守が本当に面白くていいですねぇ。大好きです。

去年の浪花鑑でもお二人の場面がとても印象に残っていますが、できれば、法界坊も甚三が歌六さんだったら、法界坊をやりこめる場面がもう少しつっこみどころがあって面白くなったのではないかなと思うのですが...。

「釣女」

楽しい踊りでした。吉右衛門さんの醜女は、他のブロガーさんのところではなかなか可愛らしいという評判でしたが、評判どおりでした(^^) 3階から遠目で見ると、渡辺えり子さん風(すみませんm(. .)m 可愛らしい女性の1タイプという意味です)の愛嬌のある、しかも太郎冠者の太腿あたりに手を置きたがる(^^;積極的なお姫様でした。長い目で見たら太郎冠者はよい奥方を釣った(釣られた?)のではないかと(笑)

この日も醜女さんから「錦ちゃぁ~ん」「素敵!」がよい間で入っていました。錦之助さんは「今日も きたか!」という感じで、笑いをかみ殺したようなお顔で「高砂や~」を謡っていました。

昼の部も楽しい気分で劇場を後にしました。

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海老ドラキュラ

海老蔵さんが9月にシアターコクーンで現代劇に出演という話は後援会のお知らせにあったのですが、何をやるのかなと思っていましたら、長塚圭史さん作・演出の「ドラクル-GOD FEARING DRACUL」(9月1日~26日)。(日刊スポーツより)共演は、宮沢りえさん、永作博美さん、勝村政信さんとのこと。

去年、映画「出口のない海」の歌舞伎座での特別試写会のときのタキシード姿を見たときに、ドラキュラの扮装(映画でよく見る格好)が似合いそうだなぁと思ったことを思い出しました。(^^) 

今年は、1月大阪松竹座、2月博多座、3月パリオペラ座、5月歌舞伎座、7月大阪松竹座、9月コクーン、10月名古屋御園座と歌舞伎座出演がめっぽう少ないですね。11月と12月は期待してよいのでしょうかしらん。

*補足*

すでに仮チラシができているようです。きょう夕方山手線でよく劇場で配られるチラシのたばを見ていた方がいたのですが、そのちらしの中にドラクルの仮ちらしもありました。記事に載っている方以外にあと3~4名の役者さんの名前が書いてあったのですがわたしの位置からは読めませんでした。ちょっと離れていたのでわざわざ近づいて見るのはアヤシすぎるのでやめました。(^^; コクーンにいけばチラシありそうですね。

...と文化村のサイトみたらすでに載ってました.

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2007年5月 4日

5月大歌舞伎@演舞場 夜の部

仕事がちょっと立て込んでいるのですがめげずに演舞場の夜の部行ってきました。でも、少し気が引けるので、法界坊(&双面水照月)だけにしました。

2年前の納涼歌舞伎で見た中村屋版というか串田版の「法界坊」が記憶に新しいですが、それぞれ一長一短でしょうか。今月は、落ち着いた雰囲気の中でも、あれこれとっかえひっかえの面白さはきちんと見せているし、これは個人的な贔屓目もあるでしょうが、錦之助さんと芝雀さんのじゃらじゃらコンビのじゃらじゃらぶりがよい感じです。この二人の持つほんわかとした雰囲気が好きです。

要助が源右衛門を殺す場面(向島牛の墓前鳥居前の場?)では、青い月の光のような照明の中の錦之助さんのきりりとした佇まいがとても素敵でした。

吉右衛門さんの法界坊のおちゃらけ+悪党ぶりは、後半の方がよかったように思います。穴掘りの場面で、おちゃらけの間にちらちらと見せる凄みがさすがです。ただ、初日から3日ということもあるのか、富十郎さんとのやりとりのテンポがイマイチというか噛み合っていないように感じました。串田版の方が台詞のテンポが良かったように思います。まぁ、これも好き好きかもしれませんが...。

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2007年5月 2日

團菊祭初日夜の部

行ってきました初日夜の部。ちょっとばかり仕事が立て込んではいるんですが、PCのソフトやらプリンターのインクを仕入れに行くついでに(笑)、東銀座に寄ってきました。考えてみれば1ヵ月ぶり。17代目羽左衛門さんの写真が入ってすぐ左側に飾られていました。ロビーも心なしか華やいだ雰囲気。

三津之助さんが、今月、名題披露をされたそうです。写真とご挨拶がでていました。みの虫さんのころから芸歴は長いし、かなり前に名題の適任証を取られているし、これまでも、脇で色々なお役をされているので、「あれ、まだご披露されていなかったんだけ?」という感じですが、なにはともあれおめでとうございます。

いつものことながら、思いついたことをたらたらと書いておきます。

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2007年5月 1日

第20回読売こころ塾

4月14日、大阪の大槻能楽堂で読売新聞大阪本社主催による公開講座「第20回読売こころ塾」が開催されたそうで、團十郎さんがゲストでお話されたという記事が読売新聞の関西版(賞味期限あり)に載っていました。

内容は、パリオペラ座公演のこと、勧進帳の詰め寄りのこと、成田屋の芸風のことなどをとても興味深いお話をされています。一定の期間が過ぎると記事のリンクがなくなってしまうので、折を見て概略をまとめてみようかと考えています。

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