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2007年8月30日

納涼大歌舞伎第1部

昨日の楽日に、滑り込みで第1部拝見しました。とりあえず、全部拝見することができました。やはり3部が一番まとまっていたような気がします。すでに終了してしまったので今更の感もなきにしもあらずですが、簡単に。

『磯異人館』 誠実で実直である種熱血漢で弟思いの岡野精之介。血の気の多いためなにかと問題を起こす弟。お互いに恋心を抱きながらも引き裂かれる若い恋人達。友情溢れる友。理不尽な言いがかりで何かと邪魔をする藩の重役とその息子とお膳立てが揃いすぎていているのをちと不満に感じる天の邪鬼なわたし。(^^; おぉ~まさに青春ドラマだぁ~とやや醒めた目で見ながら、最後、瑠璃さんが傷心の精之介にパリに行くよう説得する場面では、もうウルウルでグスグス。作者の思うつぼにはまったようでなんだか悔しい気がしないでもない。(^^;

勘太郎くんが好演されていましたけれど、精之介と勘太郎くんとどこかイメージが重なるところがあるので、期待通りといったところ。期待に反しない役どころが良いのか悪いのか...。むしろ、頓に最近大人っぽくなった七之助くんがしっとりと瑠璃さんを演じていたのが印象的でした。

『越前一乗谷』 歌舞伎座の舞台を目一杯使ったシンプルな舞台。回っている舞台の上で侍女達が踊っているのを観ながら足下が不安定で踊りにくくないのかしらとか、舞台が斜めになっているところで踊る郎党達は大変だわとか、義太夫の方々は4人掛けなのに囃子方さんは同じスーペースで5人で窮屈そうだわ...どうも踊りは退屈してしまうことが多いのでよそ見が多くなってしまいます(^^; その中で、郎党達の馬に乗ったような踊りはモイセーエフバレエ団の踊りを彷彿させるところもあって、なかなか見ごたえがありました。

朝倉義景の切腹は葵太夫さんのサイトの説明によりますと「十文字腹」というもので、かなり壮絶なもののようです。見ながら、精之介さんが周三郎さんに言った「刀で切られると痛いでしょ」という台詞が頭に浮かんできました。(痛いなんてもんじゃないようですが...)ここの場面でしたでしょうか、立鼓の傳左衛門さんが吼えながら(^^;鼓を打っていらっしゃいましたが、そのお声が広忠さんに良く似ていらっしゃいました。

席:3F2列目中央寄り

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