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2007年8月 3日

"The Magic Flute"

久々に(もしかしたら今年初めて?)映画を見てきた。ケネス・ブラナーがモーツアルトの有名なオペラ『魔笛』を映画にしたもの。恐らく日本で一番上演回数が多いと言われている有名なオペラではあるけれど、見たことはない。もちろん、有名な「夜の女王のアリア」やパパゲーノのアリアは耳にしたことはあるけれど、実はどんな話なのかよく知らない。(^^; 

舞台設定が第一次大戦に変えられている。CGがちょっとちゃっちいような気がしないでもなかったけれど、なかなか面白かった。 平和を訴える場面が些か直接的過ぎて、正直言ってわたしとしてはちょっと興ざめかなぁと思って見ていたときに、視覚的(石碑の文字)に不意をつかれた。雄弁さよりも寡黙な方が効果的な場合もある。ここは胸に響いた。

原曲をまともに聞いたことがないとは言え、全編英語の歌詞は、ところどころ、ちょっと耳障りな感じがしないこともなかった。どっちにしても何を言っているのか分からない身としては、ドイツ語でもいっこうに構わない...(^^; 

音楽はそう言えば聞いたことがあるものばかりだし話の展開も早くて楽しめた。 映画とは言え、一睡たりともせずにオペラを見たのは初めて。わたしとしては快挙(笑) 比較的ミュージカルに近い作りのようだった。『魔笛』なら実際に生舞台を見ても大丈夫かもしれない。今度生舞台に挑戦してみようかな。

これまでに生オペラを見たのは3回。そのうち2回は完落ち、1回は半落ち。「プリティ・ウーマン」でギアさま(役名を忘れてしまった)が「オペラは最初が肝心」というようなことを言っていたけれど、わたしの場合は最悪。たぶん高校生くらいのときだったと思うが、母の知人の息子さんが某○○会のオペラに出るのでチケットが回ってきて、恐らく帰りにどこかで食事させるというエサに釣られて、わたしも頭数にかり出されたのである。

はっきり言って巧くも面白くもないし、イケメンさんも出ていない(ここが結構重要)し、退屈の極みに狭い座席で身の置きどころもなくつらい時間。そのうち夢の中へ。かなり熟睡してしまったようで、休憩時間に隣りの席の人にギロっと睨まれてしまったのを今でも覚えている。(^^; とにかく拷問と言う以外のなにものでもない時間を過ごしたこのとき以来、食事付きのお誘いがあっても丁重にお断りしてきた。

その後、ピーター・ブルックが演出したオペラだったらなんとか見られそうかなと思い「カルメン」と「ドン・ジョバンニ」を試しに見たけれど、ほとんど記憶がない。オペラは安い席でも結構よいお値段。見終わった後、一緒に行った姉から「もったいない!」と一喝...。

赤ん坊の頃、子守歌代わりにクラシック音楽のレコードを聴かされたことがあるらしいが、パバロフの犬ではないけれど、クラシック音楽を聴くと眠くなるのはそのせいかもしれない?!(*o*)☆\(--メ

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コメント

こん♪♪は。

この映画は是非観たいと思っていましたので、紹介いただいて参考になりました。

kirigirisuさまが一睡もしないで観たのは快挙と仰るくらいですから(笑)、この映画はオペラの短縮版の映像化でも今から期待できます。

『魔笛』は歌芝居と言われていますように、モーツアルトのオペラの中でも芝居の部分の占める割合が高いですから、歌舞伎同様楽しめるものだと思いますね。しかも、映画ではどうなっているか分かりませんが、話しのすじが滅茶苦茶なところがあるのですね。でも、それを補ってあまりある美しく親しみやすい音楽と歌が全編に流れるのですから、一度是非生の舞台をご覧になって下さい。きっとオペラの魅力にはまりますよ。

投稿: 六条亭 | 2007年8月 3日 12:36

六条亭さん、コメントありがとうございます。

原作を知っていると色々と気になるのかもしれませんが、ほぼ白紙状態で見たのでストーリーは割合とすんなり入ってきました。

どうやら『魔笛』は大丈夫そうなので、機会がありましたら、ぜひ一度生舞台を見てみようと思っています。

投稿: kirigirisu | 2007年8月 3日 22:18

私も「魔笛」は是非見たいと思っていました。昔の友人がオペラ大好きで、さんざんレコード(CDではありません、昔ですから)を聞かされました。で、以来ちょっと引き気味だったのですが……。そういえば、やはり昔、オペラ映画「蝶々夫人」を見たことがあります。制作はさらに昔のリバイバルで、主演は何と八千草薫、歌は吹き替えでした(よく覚えていないけれど、日本語ではなかったから)。

投稿: SwingingFujisan | 2007年8月 3日 23:07

kirigirisuさん、こんばんは!
ケネス・ブラナーって前に空騒ぎという映画を見たような記憶がありますが、オペラも撮っているんですね。
私の経験ではオペラは一に声、二にも声。歌手がよければ、そしてそれが一人より二人、二人より三人と多くなるほど良いというところはなんだか歌舞伎と似ていませんか。
それと日本では演出はそんなに変テコなのはめったにないと思いますが、ヨーロッパはすさまじいですね。
ワーグナーの指輪の登場人物が皮ジャンにサングラスかけていたり・・彼らは演出に激しく新奇なものを求めるみたい。でも私はやっぱりそれらしいほうが好きです。

投稿: yuki | 2007年8月 4日 00:31

SwingingFujisanさん、こんばんは。

正直言ってオペラ全曲を聴くのは非常につらいですよね。というか、わたしにとっては拷問に近いかもしれません(笑)

映画の『魔笛』は、ところどころツッコミどころもあったのですが、オペラということがあまり気にならずに、気楽に楽しく見ることができました。一昔前の映画ぽい感じがなかなか良かったです(^^) 

投稿: kirigirisu | 2007年8月 4日 00:38

yukiさん、こんばんは。

ケネス・ブラナーの「から騒ぎ」は、結構好きな映画です。「から騒ぎ」も歌舞伎にしてみたらどうでしょう?!

声はやはり天からの授かりものなんでしょうか?自分が楽器というのもなかなか大変なことですよね。映画でタミーノが倒れているシーンで、見た目よりもかなり胸郭が厚いのに感心してしまいました。余計なことですが...(^^;

投稿: kirigirisu | 2007年8月 4日 01:13

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