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2008年1月27日

雷神不動北山櫻 1/25 昼の部

海老蔵さんの初めての座頭での歌舞伎公演、『雷神不動北山櫻』いよいよ、千穐楽ですね。ご本人にとっては、どんな1ヵ月だったんでしょうね。

再び、25日(金)に昼の部に行ってきました。通しで見るのは、3日以来これが2度目。公演時間も10分短縮されており、その分、全体的にこなれてきていますし、場のつながりもスムーズにはなっていました。お正月らしく楽しくて、初心者にも分かりやすくあきさせないエンターテイメントに仕上がっていると思います。ただ、その反面で、スピード感を出そうとするためか、ちょっとせわしなく感じるところも。

團十郎さんと海老蔵さんの芝居運び(テンポと言った方がよいのかな)を比較した場合、海老蔵さんのテンポが好きな場合が多いのですが、『毛抜』と『鳴神』は、團十郎さんのゆったりとしたおおどかさが好きなせいも多分にあるのかもしれません。

たとえば、鳴神のぶっかえりの前に、時間を省こうとするためか、寝ているハズなのに準備のためにモソモソと胸のあたりで手が動いちゃうのはちと気になりました。舞台の真ん中でぶっかえる方がインパクトがありますが、庵に一旦入ってもそんなにちんたらした感じはしないと思うのですが...。

後、『毛抜』の後半の小原万兵衛さんとのやりとりの場面は、粂寺弾正さんのおとぼけ振りがよく出ていて個人的に好きな場面。舞台上で手紙を書く場面がなくても話は通りますけれど、あの場面があった方が、後で万兵衛さんをど~~んと落とす感じがより強くなるような気がします。そう思うのは、恐らく、以前に見た團十郎さんの粂寺弾正と市蔵さんの万兵衛の息の合ったやりとりの印象が強く残っているからなのかもしれません。

と個人的にちょっと気になるところはあるものの、『毛抜』の粂寺弾正も以前よりもおおどかさがありましたし、清行さまのほにゃほにゃ度、早雲王子さまの悪人度もアップして、役柄の違いがよりハッキリとしていました。

また、海老蔵さんを始めとして若い役者さんが一生懸命に良い舞台を作ろうとしている姿はホント素敵です。最初っから100%巧くいったら次の楽しみがなくなってしまいます。これからも工夫を重ねてどんどん良いものになっていくことを楽しみに、命ある限り見届けますわ。どこまでも(^^)

座席:1F9列目中央寄り

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