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2008年3月 6日

第72回歌舞伎鑑賞教室@国立劇場

200803051443000 昨日、3月5日の3時の部に行ってきました。国立劇場の前の梅の木です。全体を撮りたかったのですが、この時、ちょうど外国人の団体のバスが到着して、この梅の木の前で記念撮影をされる方が多くて、おじゃまにならない端っこの方だけ撮ってみました。

鑑賞教室は、最初は、いつものように歌舞伎についての解説。宗之助さんが案内役をつとめる「ようこそ歌舞伎へ」。今回は、出雲の阿国さんが登場。京妙さん扮する阿国さんを現在の歌舞伎を見たことがない人の代表という設定。阿国さんと宗之助さんとのやりとりで、現在の歌舞伎についてより分かりやすく、親しみやすく説明しようという趣旨のようです。

今回、楽屋で京紫さんが鷺娘の拵えをしているところを紹介して、衣装さんや床山さんの仕事ぶりをほんの少しだけですが見ることができたのは、わたしとしては興味深かったです。特に床山さんのまさにプロフェッショナルという職人さんらしい身のこなしが素敵。そして、細いコヨリ(?)の襷がけがこれまた粋なんですわ。そんな床山さんに京妙さんの「欧米か!」という突っ込みは、あまりテレビを見ないわたしでもニュアンスが分かり、思わず吹いてしまいました。(これは実際に見ないと分からないものですが...coldsweats01

この他、吉五郎さんの国姓爺、京紫さんの鷺娘の一部分の実演という盛りだくさん。いずれにせよ30分という時間で、歌舞伎を説明しようというのは至難のワザですね。

さてさて、『葛の葉』。解説のときに、おおまかなあらすじを写真や絵を紙芝居のようにして説明してくれたので、初めてご覧になる方でも分かりやすかったのではないでしょうか。というわたくしめ、実は、『葛の葉』は朝一にかかることが多いため、ここ何回か逃しておりcoldsweats01、初見(たぶん)でした。

種太郎くんは思ったよりも大人っぽく見えましたし、なかなかの二枚目ぶり。教わったことを一生懸命にやっているようにお見受けしましたが、いかんせん、やっぱり若い。18才の役者さんに父親らしさや6年連れ添った夫婦らしさを求めるのはちと可哀想。でも、後半、葛の葉が去った後に、童子を背負い葛の葉への変わらぬ思いを語る場面では、保名としては未熟なのかもしれませんが、若者らしい一途な思いに思わずウルっとしました。

芝雀さんは、おっとりと可愛らしいというイメージがあるのですが、今回は早変わりや曲書きなど色々とやることが多いせいでしょうか、昨日は、全体的に、気持ちが急いているように感じられて、いつよりもワサワサされているような印象を受けました。

種太郎くんの頑張りを見られたのは嬉しいですが、お芝居としては、保名と葛の葉がもう少し年が近い方が良かったように思います。

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コメント

はじめまして。
検索して、こちらに辿り着きました。

私は高校生で、先日葛の葉の種太郎さんを見てから
歌舞伎に興味が湧いています!(すごく種太郎さんがかっこよくてww)

ただ、歌舞伎についての知識は皆無に等しいので、
こちらのブログを拝見して、色々と参考にさせていただこうと思っています。

投稿: 芽衣 | 2008年3月13日 17:17

芽衣さん、こんばんは

わたしが歌舞伎を見るようになったのは、芽衣さんと同じくらいの年頃で、やっぱり好きな歌舞伎役者さんがいたことがきっかけでした(^^)

歌舞伎を楽しむためには、ある程度の知識は必要ですけれど、一番は「好き」ってことだと思います。最初は分からないことがあっても気にしないで、好きな役者さんを見て楽しむだけでもいいんじゃないかな。

種太郎くんは7月の歌舞伎鑑賞教室@国立劇場にも出演が決まっていますので、夏休みが待ち遠しいですね。(^^) 

投稿: kirigirisu | 2008年3月13日 23:56

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