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2008年5月17日

碇潜(いかりかづき) 5/16

国立能楽堂で、碇知盛の基になったお能「碇潜(いかりかづき)船出之習(ふねだしのならい)」を見てきました。

お能の前に狂言「子盗人」(大蔵流 シテ茂山忠三郎)。ほとんど狂言を見たことがないにもかかわらず2回目。つい三月に野村万之介さんで見たばかり。万之介さんの軽妙洒脱な人の良い博打打ちのイメージがまだ残っているせいもあってか、あまり面白さを感じませんでした。

「碇潜」前シテが老人、後シテが知盛で、よくある前シテが仮の姿で後シテが本性を現すというような同じ人ではないとのこと。前場は、旅僧を船に乗せた老人が壇ノ浦の合戦について語り、語り終えると自分は平家一門の幽霊と正体を明かし、平家一門の菩提を弔って欲しいと僧に頼み姿を隠すというお話。ワキの旅僧の森常好さんのテノール歌手のお声を聞いているときは目はパッチリしていたのですが、途中で危うく意識がなくなりそうなったところで大鼓の亀井忠雄さんの掛け声で目を覚まし、おシテが中入するところまではなんとか見ていたのですが、アイが何か語り始めた途端に意識不明coldsweats01

気が付いたときには、舞台の上に作り物が置いてあり、その中から二位尼と大納言局、知盛が登場したところはなんとなぁ~く記憶があるのですが、脇正面の後方の席でしたので、知盛だけしか見えないせいもあって、またもや意識混濁。ふと目覚めて舞台を見ると二位尼と大納言局が去っていくところでした(^^;; ここから太鼓が入って賑やかなお囃子に調子が変わり、知盛の勇壮な舞が始まりました。知盛の紺色の袴の波模様がとても素敵。鎧兜をそれぞれ2組つけた上に碇を戴いて海に入り場面は、歌舞伎のように碇はでてきませんが、扇を使って舞っていました。

ということで、これまで見たお能の中で、一番意識不明時間が長かったかもしれません(^^;

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コメント

kirigirisuさん、「碇潜」は眠かったですか(笑)
私は仕事の都合でいけなくなってしまって残念無念。でもお能をよくご覧になってらっしゃる方の話ですとちょっと難しいし、あまりかからない曲だそうで。
でも謡の調子なんかは変化に富んでいて面白いもののようでした。
ここには老人の話の中に出てくる壇ノ浦の教経の話、後シテの知盛の話、そして二位尼の話、とみっつの話が入っているんですよね。凝ったつくりなのか、わかりにくいのか…
今度はいつかかるかわかりませんが、ぜひ観てみたいものです。

投稿: mami | 2008年5月19日 17:05

mamiさん、こんにちは

お仕事の都合でご覧になれなかったのは残念でしたね。

あまりかからない演目とのことですので、わたしももうちょっと頑張って目を見開いていれば良かったのですが(^^; 

最後の最後は地謡のテンポが早くなったし、お囃子も太鼓が入ってきて賑やかになりましたし、長刀を持っての知盛の舞も勇壮で良かったのですが、いかんせん途中が...(^^;;

こういう演目は、国立能楽堂主催の公演でないとかからないのかもしれませんね。

投稿: kirigirisu | 2008年5月19日 18:24

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