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2008年6月26日

第二回日経能楽鑑賞会(2008/6/25)

現代の能楽界を代表する能楽師のお一人。一度は見るべきシテ方と能の入門書に書かれている。なんとか一度は拝見したいと願うものの人気がある方だけになかなかチケットは取れない。昨年でしたでしょうか、国立能楽堂の定期公演のチケットをようやく取ったのですが、仕事の都合で泣く泣くweepパス。2年越しの思い人、友枝昭世さんにようやく会えた昨夜。

「松風」は、先日の広忠さんのコンサートで聞いて、とても素敵な曲だった。あらすじは大体知っているし、味方玄さんの「能へのいざない」で詳しく解説されているのを読んでいる。大鼓は亀井忠雄さん、小鼓は成田達志さん、ツレに大島輝久さんとご贔屓揃い。さらには、地謡に並んでいる狩野了一さんとほぼ真正面に位置する脇正面の前方の席という、もう願ってもない好条件揃い。

.....なのに、それなのに...思いっきり落ちてしまった(--; 橋掛かりにいた松風と村雨が舞台に入ったところくらいから記憶が断片的。気がついたときは、松風が装束を替えるちょっと前くらい...真ん中がすっぽり抜けてしまいましたweep なんてもったいなことを...(--;

歌舞伎もよく舞台の上で衣裳を替えますが、「松風」の場合は、舞台の真ん中におシテが座って、後見の方が後ろと前に別れて、装束を着付けます。脇正面でしたので、その作業が間近に見ることができたのは興味深かったです。

お能の前の狂言「隠狸」は、万作さんと萬斎さん。お二人の連れ舞が見ごたえがありました。万作さんが持っていた「たぬき」がとても可愛らしい。あれはどなたが作るんでしょうか。顔がちょっと熊っぽかったです(^^)

狂言(和泉流)
隠狸(かくしだぬき)

シテ(太郎冠者) 野村 万作
  アド(主人) 野村 萬斎
  後見 月崎 晴夫
能(喜多流)
松風(まつかぜ)
シテ(海女・松風の霊) 友枝 昭世  
  ツレ(海女・村雨の霊) 大島 輝久  
  ワキ(旅の僧) 森  常好  
  アイ(里人) 石田 幸雄  
  松田 弘之  
  小鼓 成田 達志  
  大鼓 亀井 忠雄  
  後見 塩津 哲生  
    中村 邦生  
  地謡 金子 敬一郎  
    友枝 雄人  
    狩野 了一  
    内田 成信  
    長島 茂  
    出雲 康雅  
    粟谷 能夫  
    粟谷 明生

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「能」カテゴリの記事

コメント

わたしは、本日の浅見さんの「松風」を拝見いたしました。たいへん素晴らしいお舞台でした。

昨日は、別のお能を見る予定が決まっていたので、友枝さんのお舞台は、まだ拝見できておりません・・・。
昨日のツレは大島さんだったんですね。
大島さんも、気になりつつなかなか、お能を拝見する機会に恵まれないんです(舞囃子や一調は拝見したことがあるのですが)。

「隠狸」の狸ちゃん、可愛いですよね! 万蔵さんのシテでこの曲を初めて拝見した時に、狸のあまりの可愛らしさに、目を奪われてしまいました (ーー;)
今日は、萬先生と万蔵さん親子でした。萬先生の笑顔が、狸ちゃん以上にチャーミングでした♪

投稿: みつひめ | 2008年6月27日 01:08

みつひめさん、こんにちは

浅見真州さんもわたしにとって伝説のお方です。一度拝見したいと思っているのですが、どういうわけか他の予定とバッティングすることが多くていまだかなわずです。

大島さんは、先日の能楽現在形の舎利のツレに次いで二度目でした。凛とした姿とお声が好きです(^^) 

>萬先生の笑顔が、狸ちゃん以上にチャーミングでした♪
あはははは(^O^) 
席が脇正面でしたので、万作さんが隠す狸ちゃんがよく見えるので、ついついそちらの方に目がいってしまいました(^^;;

投稿: kirigirisu | 2008年6月27日 12:46

う、そういえばSePTの「舎利」のツレは、大島さんでしたよね・・・。
それは、わたしも拝見しておりました・・・(^_^;)

浅見さん、いいですよ〜。
浅見さんといえば、とある能楽師の方が「(浅見さんの)装束選びのセンスは独特」とおっしゃってましたが、昨日の「松風」でも、行平さんの形見の狩衣に、黒地に金の鳥柄の長絹をお使いでした。

友枝さんの「松風」の様子は、他にもあちこちのBlogなどで拝読いたしまして、「身体が二つ欲しい!!」と思いました・・・。

投稿: みつひめ | 2008年6月27日 23:54

わたしも2日連ちゃんで見たかったのですが、今月は、広忠さんのコンサートやら、能楽現在形やら、コクーンもあったので、どちらを見るか究極の選択でした(^^; ツレが大島さん、大鼓が亀井忠雄さん、小鼓が成田さんというのもかなりポイントが高かったでしょうか...

能楽現在形@世田谷PTもそうですが、同じ演目を連続して違うおシテで見るのはとても面白そうなので、次回はぜひトライしたいなと思っています。が、お願いだから、同じ月に日経能と能楽現在形の連続公演をやらないでと思いますです...(^^;

行平さんの形見の狩衣の色と模様が全然違うというのも面白いですね。それぞれのおシテが持つ行平さんのイメージなんでしょうか。友枝さんのは何色と言ってよいのか分かりませんが、薄い紫色に白の藤の花(だと思います)がとても映えて爽やかな感じでした。

投稿: kirigirisu | 2008年6月28日 20:17

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