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2008年6月13日

シリーズ「歌」~こころ響き合うとき~Vol.11 本公演(6/12)

追加公演に続いて「本公演」に行ってきました。本公演らしく(?!)先週よりもおごそかにかつ整然とプログラムが進んでいったようです。前回は、広忠さんのMCが予定よりも長くなってしまったので、今回は短くということだったようです。客席に佐太郎さんのお姿をお見かけしたのですが、お母様がいらっしゃった...というわけではないでしょうが、おしゃべりも前回よりも大人し目だったような気がします(^^) 

前回は、最初に「道明寺組曲」だったので、その勢いに乗って最後までノリノリで見てしまったのですが、今回は、「融」で落ちそうになってしまいました(たぶん、一瞬意識がなくなったような...)。休憩時間にアイスコーヒーを飲んで後半に備えることに(^^; 

後半の小鼓、大鼓、太鼓の一調で落ちるかなと思ったのですが、意外にこれが面白くて、聞き入ってしまいました。広忠さんが「夜討曽我」が華やかだったので「花筐」が地味に聞こえてしまうので、演目の順番を変えた方が良かったというようなことをおっしゃっていましたけれど、「花筐」の謡はしみじみとして良かったです。これも、お能で見てみたいと思いました。

居囃子の「熊野」も前回の「松風」と同様に謡の旋律が美しいという説明がありましたが、これも素敵でした。「天鼓」の味方玄さんの舞囃子は、動きがとても優雅。腕の位置が高くてそのポジションが舞っている間ほとんどずれていないように見えました。7月に味方さんのお舞台が東京であるのですが、7月は大人しくしているつもりでしたので、どうしようか迷っています。

前回は、割とよいタイミングで拍手がかかったのですが、今回は、かなりせっかちな方がいて、演奏が終わったとたんに拍手されていて、それに釣られている方が多かったのにちょっと違和感を感じた自分に気がつきました。わたしも大分お能の雰囲気に慣れてきたようです(^^)

【演目】

素囃子「神舞(かみまい)」
(笛:一噌幸弘、小鼓:吉阪一郎、大鼓:原岡一之、太鼓:大川典良)

舞囃子「乱(みだれ)」
(シテ:谷本健吾、笛:一噌幸弘、小鼓:大倉源次郎、大鼓:亀井広忠、太鼓:助川治)

舞囃子「融(とおる)」
(シテ:観世喜正、笛:一噌幸弘、小鼓:吉阪一郎、大鼓:亀井広忠、太鼓:大川典良)

舞囃子「天鼓(てんこ)」
(シテ:味方玄、笛:一噌幸弘、小鼓:吉阪一郎、大鼓:亀井広忠、太鼓:助川治)

小鼓一調「夜討曽我(ようちそが)」
(謡:観世喜正、小鼓:大倉源次郎)

大鼓一調「花筐(はながたみ)」
(謡:川口晃平、大鼓:亀井広忠)

太鼓一調「春日龍神(かすがりゅうじん)」
(謡:山崎正道、太鼓:助川治)

居囃子「熊野(ゆや)」
(シテ:観世喜正、地謡:山崎正道・味方玄・谷本健吾・川口晃平、笛:一噌幸弘、小鼓:大倉源次郎、大鼓:亀井広忠)

素囃子「獅子(しし)」
(笛:一噌幸弘、小鼓:吉阪一郎、大鼓:亀井広忠、太鼓:大川典良)

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コメント

わたしも、昨日のフライング気味の拍手に、ちょっとなぁ・・・と思いました。

味方玄さんのお仕舞、ステキでしたよねぇ、ほんとに。
わたしは、スケジュールの関係で、テアトル・ノウは拝見できないのですが、つい「なんとかやりくりでいないかしら???」と思ってしまいます(笑)。

投稿: みつひめ | 2008年6月13日 23:01

みつひめさん、こんばんは

味方さんのお仕舞いは、とても優美で、舞台の上に爽やかな風が流れているようでした。わたしは、今のところテアトルノウは行こうと思えば行けそうなので、ちょっと揺れています(^^;

投稿: kirigirisu | 2008年6月14日 01:30

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