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2008年7月27日

7月歌舞伎座 昼の部(7/25)

先週の金曜日、やっと行ってきました。歌舞伎座の昼の部。もしかしたら、まだかなと思っていたのですが、嬉しいことに筋書に写真が入っていました(^^)

義経千本桜から「鳥居前」「吉野山」「四の切」と狐忠信が中心のお芝居。海老蔵さんの澤瀉屋型の「四の切」は、演舞場、御園座に次いで三回目。演舞場でハラハラドキドキしながら見ていたときのことを考えると、今回は大分落ち着いて見ることができました。演舞場のときはとにかく演じることだけで精一杯という感じ。御園座のときは、いわば團菊祭出張公演と言ってもよい座組でしたので、リラックスした雰囲気で演じるのが楽しそうでした。今回は、「四の切」だけでなく「鳥居前」「吉野山」があることと、夜の部が控えていることもあってか、源九郎のときは前2回に比べて手堅く慎重に動いているようにお見受けしました。

わたしは、3つの中で「四の切」が一番面白く感じました。葵太夫さんのきっちりとした義太夫に海老蔵さんの源九郎狐が自由自在に絡んできて、義太夫とのセッションのような感じでとても面白かったです。(これが良いか悪いかは分かりませんが...)「鳥居前」の狐六方を見たくて、1F席(2等)にしたのですが、最後の桜吹雪のところが見えないのは残念。でも、まぁ、御園座で、手を伸ばせば触れるくらいのところで見たので、今回は良しとしましょうか。

一週間前に国立劇場の「四の切」を見ましたが、歌昇さんのお役はすばらしい出来でも、お芝居全体を考えると、芯の役をなさる機会がないせいでしょうか、やはり求心力という点では少々物足りなさを感じがしました。それと前半の義太夫が気が抜けていたような感じがしたのですが、歌舞伎座を拝見したら、やっぱりかなり違うようでした。今のところわたしのスタンダードは平成17年の勘三郎さん襲名公演のときの菊五郎さんの「四の切」。

「吉野山」も、義太夫だけというのも静御前が花道から出てこないのもどこがどうということはないのですが、菊五郎さんのが印象に残っているせいもあって、やっぱり音羽屋さんちの方が好き。

「鳥居前」の早見藤太の市蔵さんはさすがでした(^^) 権十郎さんの弁慶は可愛らしかったですが、あれでよいのでしょうかしら(^^? 筋書にお父様の羽左衛門さんと身長があまり変わらないと書かれていましたが、とても大きい役者さんだったというイメージがあるので、びっくり。鳥居前の海老蔵さんは、ちょっと腰をかがめて歩くところや手の動かし方が團十郎さんそっくり。あの格好(菱皮の鬘)をするとかなり團十郎さんに似てきましたね。

ところで、「四の切」で身替わりの升一さんが思いっきり木の陰から出ていましたけれど、ほとんどのお客さんは荒法師さんを見ているから、コソコソ(^^;;しているよりも、どうせなら堂々と出ちゃおうってことなんでしょうかしら?

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