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2009年2月 5日

二月大歌舞伎@歌舞伎座(2/4)

昼の部の第一弾(第二弾もあるのか?happy01)は、菊ちゃんファンの母親と一緒に観劇。『二人道成寺』の間、「可愛いわねぇ」「綺麗ねぇ」「上手ねぇ」を連発。続く『文七元結』では、前半ちょっと退屈気味のようでしたけれど文七が出てきてからは俄然元気を取り戻したようでした。帰りの電車で「菊之助はホントいいわねぇ。わたし大好きheart04」とご満悦でした(^^) 

『加茂堤』『賀の祝』 両方ともこれまでに見逃していたので今回が初めてと思っていたのですが、見ているうちになんとなぁ~く見たことがあるような気がしてきました。学生時代(10代の頃)に見ていたときには意識不明になることも多かったので(^^;記憶が欠落しているものが結構あります。もしかしたら、ものすごぉ~く前に見たことがあるのかもしれませぬ。

のんびりとした穏やかなある春の日のひととき。牛車での逢い引きがすべての発端。桜丸夫妻の親切心が仇となってしまったのですねぇ...というか利用されてしまったのですね。橋之助さんの高い声がややきつそうでしたけれど、福助さんとの夫婦役はさすがに息が合っています。福助さんは若い女性を演じるときにやや作りすぎるように感じることがあるのですが、今日の八重さんは自然で可愛らしかったです。

『賀の祝』 義太夫のお芝居はどちらかというと苦手なのと睡眠不足で行ったのでここは寝ちゃうかなと思っていたのですが、意外や面白く拝見しました。左團次さんが好きということもあるかもしれませんが、今回のようなサラッと系だとすっとお芝居に入り込みやすいようです。松王丸の花道の出はとても大きく見えたのですが、舞台に入ると梅王丸の方が大きく見えました。

筆法伝授は見たことはありませんが、これで『菅原伝授手習鑑』のそれぞれの場を見たことになるのですが、順番どおりに見ていないので、まだちょっとこんがらがっています。できれば通しで見てみたいものです。

『京鹿子娘二人道成寺』いやぁ~これはもう眼福ものlovely なにも言うことはございませぬ。目にも耳にも贅沢な至福の時間でございました。初演は惜しくも見逃していますが、回を重ねるごとにさらに進化し新らたな味わいを感じます。二人で踊っているときに全く同じように見えるときもありますし、それぞれの個性がはっきり見えるときもあって、どの場面もみのがせませぬ。あっという間に時間も経ってしまいました。この日の舞づくしの担当は梅枝さん。間の取り方が大変お上手。若い役者さんとしてはかなりのものではないでしょうか

せっかくの素敵な時間でしたのに、ちょっと(じゃなくてかなりかも)残念だったのは、ものすごく下手くそな女性のかけ声が何回かかかったこと。わたしは女性の掛け声は別に気にならないのですが、今回のは酷かった。踊りでかけるのはお芝居よりも難しく、かなり年季がかかると聞いていますが、聞いた限りでは全くのど素人さんのようです。かけたい気持ちは分からないでもないですが、かけない気持ちを抑えるのも贔屓の粋ってもんじゃないのかなと... 

『文七元結』 このお芝居の主人公は長兵衛さんですが外題は文七元結。この外題は初演の五代目菊五郎さんが付けられたそうです。菊五郎さんの文七が一番好き。自分の娘をかたに借りたお金をいくら身投げを思いとどませるためとはいえ見ず知らずの人にあげてしまうなんて、ちょっと考えられない。菊五郎さんの文七は理屈ではなくて、本当にそういうことをする人に見えるので、文七とのやりとりもウソっぽくないし、その後の場面でのお兼さんとの夫婦喧嘩がとても面白く感じます。時蔵さんのバッチイ格好の長屋のおかみさん姿がとても素敵(^^) こういう役が似合う役者さんが本当に少なくなっちゃいましたね。

今月は、わたしの一番のお目当ては夜の部の蘭平だったんですが、昼の部ももう一回は見たいものです。なんとかして行っちゃおう。

【観劇メモ】

<上演時間>

  • 加茂堤 11:00~11:30
  • 賀の祝 11:40~12:50
  • 京鹿子娘二人道成寺 1:20~2:27
  • 文七元結 2:42~3:57

席:1F16列目中央

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コメント

おはようございます。
菊之助ファンのおかあさま、なんて可愛らしい(なんて言ったら失礼かしら)。嬉しそうなお顔を勝手に頭の中に描いて、とても微笑ましく存じました。
舞づくしは私のときは松也さんでした。もう一度予定を入れてありますので、次はどなたか、というのも楽しみです。踊りはもう、夢のような世界でした。
文七も、悪い人が1人も出てこないというのがいいですよね。

投稿: SwingingFujisan | 2009年2月 6日 09:26

SwingingFujisanさん、こんにちは

うちの母親は子供の頃に芝居好きの祖母(わたしの曾祖母)につれられてかなり色々と見ているようですし、両親共に歌舞伎好きだったのに、本人は「辛気くさいから」(^^;といって自分からはほとんど見ないのですが、華やかな踊りの演目があるときや菊ちゃんが出るときに誘うとくっついて来ます。

昼の部はなんとかもう一回は見たいですね(^^)

投稿: kirigirisu | 2009年2月 6日 15:07

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