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2009年5月 7日

五月大歌舞伎@演舞場 昼の部(5/6)

お芝居が練れてくるもう少し後の日程にしたかったのですが、このところ、出たとこ勝負にしているうちに後半に思わぬ予定が入ってしまい、うっかり行きそびれてしまうことが多いので、GW中に入れてしまいました。5月の演舞場の公演が始まった2006年と比べてややトーンダウンしたような感じがしないでもないのは気のせいでしょうか...

『金閣寺』 吉右衛門さんの松永大膳は大きくて見栄えがします。いかにも悪そうでないところにかえって悪の大物らしさを感じました。芝雀さんの雪姫は可愛らしくも人妻らしい色気も感じられ、人間味があって好き。桜の花びらで鼠の絵を描くところが京屋の型ということで人形振りでした。動きがあってなかなか面白かったです。ただ銀の花簪の前にもう一つ銀の花簪を付けたのが傾いていたので動きが激しくなると落っこちないかとついそちらが気になってしまいました(^^;

『心猿』『近江のお兼』『心猿』は初めて見ました。猿は頭をすっぽりと覆うかぶりもの形式。心猿から近江のお兼に変わるときに、馬も引き抜き(@@) 珍しいものを拝見しました。『近江のお兼』は明るくて動きもあって結構好きな演目。ただ、金閣寺でも立ち廻りの動きの重さがちょっと気になりましたが、ここでもお兼にからむ立ち廻りの動きがイマイチ重い。

『らくだ』 うぅ~ん。なんていったら良いんでしょう...笑えない...笑いのツボは人それぞれと言いますが、落語を題材にしたこういう話はやはり間やテンポが大事なんだと思うのです。ニン云々の前に5日目にして吉右衛門さんの久六のセリフが入っていないのが問題じゃないのかと...歌昇さんの半次の熱演が空回りしちゃっているのがお気の毒でした。

後はテイストの問題だと思うのですが、馬さんのメイク(とあえて言います)がちとリアルで笑えない。昨年の納涼での亀蔵さんの馬さんのように全体的に黄色っぽく人形に近い感じの方が見ている方も思いっきり笑えます。実際とんでもない話なので、遊び心がないと見ている方が引いてしまうのではと思いました。

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コメント

わたしも、どうも今月の演舞場は...
なんとなく「手薄」な感じがしちゃいました。
そんなに人がいない訳じゃないんですけどね。

「らくだ」は、半ちゃんと久さんのテンポが命!なので、あれはツラかったです。
吉右衛門さんのニンじゃないのかもしれませんね...。

投稿: みつひめ | 2009年5月 8日 15:58

みつひめさん、こんばんは

そうなんですよね。どことなく「手薄」感を感じてしまいました。

ニンというよりも、もしかしたら、普段は吉右衛門さんと歌昇さんのコンピは息がぴったりですが、「らくだ」のような関係だとあまりバランスが良くないのかもしれませぬthink

投稿: kirigirisu | 2009年5月 8日 19:49

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