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2009年7月16日

社会人のための歌舞伎鑑賞教室(7/10)「矢の根」「藤娘」

すでに一週間過ぎてしまって忘却の彼方へいきつつあるのですが、ざくっと(っていつもと同じ?!coldsweats01)

「矢の根」は、初めて見ました。歌舞伎は役者を見るというか役者で見る芝居と言ってもよいくらいですが、特に、荒事系のお芝居はそれが顕著。「矢の根」も筋があってもないようなもの。役者さんの華やかさ、大らかさ、豪快さを見せるもの。初日から一週間くらいなので男女蔵さんの五郎はまだ緊張気味で堅さが残っているように感じましたけれども、回を重ねるごとに解消されていけば大らかな五郎さんになるのではないでしょうか。良い意味で一生懸命さが伝わってくる気持ちの良い舞台でした。今回、團十郎さんに教えて頂いたそうですが、男女蔵さんの台詞廻しがところどころ團十郎さんなのがなんだか微笑ましかったです。

「藤娘」 渡辺保さんが某所で「サナギから蝶になった」と書かれていますがまさにそのとおり。幕が開いた瞬間に客席から「ほぉ~」という声があがっていましたが本当に美しい藤娘でした。まさに時分の花。21才という年齢のもつ美しさと品格がさらに加わったそんな舞台でした。踊りのことはよく分かりませんが、梅枝さんの踊りは見ていてあきない。なにか引きつけられるものがあります。見るたびにその成長ぶりに驚かされる役者さんです。ますます目が離せない。立鼓が傳次郎さんだったのもラッキーでした。

この日は、歌舞伎座の「夏祭」の幕見とハシゴ。予定では18時35分終了なので、なんとか間に合うと皮算用。もし、間に合わなければ、思い切って最初の「歌舞伎のみかた」をパスするつもりでいました。「夏祭」が終了したのが、18時37~8分。間に合うかどうかギリギリのところ。ルートは色々考えたのですが、歩く距離は長いのですが一番シンプルな銀座一丁目→永田町(有楽町線)。ギリギリ間に合ったのですが、チケットを当日引き取ることにしていたので、実際に客席に入ったときにはすでに亀鶴さんは花道に立っていました。とりあえず、舞台に入るまで扉のところで待機。タイミングをみはからって席につきました。

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コメント

梅枝さんの藤娘、良かったですよね~! 私は昼夜、連続2回拝見しましたが、まだまだ観たかったです(笑)。

投稿: はなみずき | 2009年7月16日 20:31

はなみずきさん、こんばんは

昼夜連続してご覧になったという気持ち
よく分かります。これまでは「藤娘」という
踊りを鑑賞していたという感じですが
今回は「藤娘」そのものを見たような
気がします。いつも書くことですが
本当にこれからが楽しみな役者さんです。

投稿: kirigirisu | 2009年7月16日 23:30

わたしは、今週の社会人を拝見いたしました。梅枝くん、ほんとよかったですね〜。清純な中にもほのかな色気があって、傳次郎さんの鼓の手元がみたかったんですが(笑)、梅枝くんの方についつい視線が…。

男女蔵さん、ほんと、セリフの端々に團十郎さんっぽさが漂ってました。

ウワサによりますと、本日の1回目の立鼓は、代演で、なんと家元だったそうです。そうとわかっていれば…(笑)。
ちなみに、傳次郎さんは毎日2時の回にご出勤とのこと。

もう1回拝見したいなと思いつつ、さすがに平日の2時はもうムリそうです(T-T)

投稿: みつひめ | 2009年7月19日 02:45

みつひめさん、こんにちは

パンフレットに傳次郎さんのお名前が書いてあったので傳次郎さんだといいなぁと期待していました。舞台が明るくなる前に一番最初に鼓の音がポンと鳴ったときに「おっ!傳次郎さん?」と思ったらやっぱりそうだったので(^^)v

藤娘は長唄や囃子方が後ろに並ぶことができないので両方見たいときにはちと不便ですよね。

梅枝くんは田中家に鼓のお稽古に行っているそうなので、傳次郎さんや傳左衛門さんがいらっしゃると心強いことでしょうね。

投稿: kirigirisu | 2009年7月19日 13:57

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