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2011年7月

2011年7月 9日

御園座第四十七回吉例顔見世

すでに主な出演者は発表されていましたけれど、演目と配役が発表されました。(→歌舞伎美人) 又五郎さんと歌昇さんの襲名披露ということもあるけれど、久々にウキウキo(*^▽^*)oする演目と配役。私のご贔屓さんオンパレード。こういうのを見たかったの。顔見世はこれでなくっちゃ。團十郎さんの助六に海老蔵さんの福山のかつぎ(&口上)。 これぞ成田屋の助六heart04 歌六さんの通人なんていうのも嬉しい(^^)

三津五郎さんと海老蔵さんの「棒しばり」も刮目だわ。

お昼の「八犬伝」も見逃せない。種太郎改め歌昇さんがお兄さん世代の立役の筆頭である海老蔵さんと染五郎さんにどれだけかくらいついていくか。その次の世代を代表する立役になるであろう新歌昇さんと海老・染の競演がとっても楽しみ。なぜ、東京でこういう顔見世がないのぉ~ 名古屋に通いたいよぉ~ 

この座組の演目と配役の妙は、動いては いてもどこか噛み合っていなかった歯車がカチッと噛み合った瞬間の快感というのでしょうか、霧が一気に晴れたような爽快さを感じました。海老蔵襲名のときに團十郎さんが病に倒れ、闘病中や復帰後間もないときは海老蔵さん中心に動かざるを得なかったけれど、團十郎さんが完全復帰された後も、なぜか海老蔵さんの座頭公演がとても多く、お二人が同座されることが少ないのことを少々いぶかしく思ってました。海老蔵贔屓としては、海老蔵さんが多くの大役を勤められるのを見ることは嬉しい反面、どこか違和感を感じていました。復帰後の7月演舞場、9月の松竹座を経て、10月の御園座で、その軌道修正がなされていることがハッキリと示されたようでとても嬉しい。急がなくてもいい、海老蔵さんには王道を歩いて欲しい。そう心から願っています。

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2011年7月 2日

七月大歌舞伎@演舞場 初日

昼の部の『勧進帳』 「まってました!!」「成田屋!!」の声と大きな拍手に迎えられた海老蔵さんの富樫。やや緊張の面持ち。その緊張が富樫組(番卒&太刀持ち)にも伝わったのか、富樫組がやや硬く全体的に歯車がうまくかみ合っていないように感じたところもありましたけれど、これは日を追ってこなれてくることでしょう。團十郎さんのどっしりと重心が下にある安定感のある弁慶がやっぱり好き。海老蔵さんの弁慶に團十郎さんの富樫もどうしても見たいぞ!!

夜の部の『鏡獅子』 これだけピュアな獅子を見たのは初めてかもしれませぬ。毛振りの回数や毛の放物線の美しさ云々を超えて、ただただ無心に毛を振り続ける海老蔵さんの姿にウルウルしっぱなし。客席の万雷の拍手もただ単に毛振りの回数の多さに対してだけではなくて、とても暖い気持ちのこもったものでした。幕が降りても、しばらくは余韻に浸っていたくて席を立つのがためらわれたくらいでした。傳左衛門さん、傳次郎さん、傳八郎さんの気合いのこもったお囃子と笛(福原友裕さん?)が相まって本当に素晴らしい舞台でした。(傳次郎さん、ちょっと泣きそうなお顔をしていたようにお見うけしました) 昼の部の方がチケットが売れているようですが、夜の部の『鏡獅子』は必見です。

新作歌舞伎はもともと苦手なのですが、昼の部の楊貴妃は、今まで見た新作歌舞伎の中で一番ダメかもしれませぬ(^^;; 。これはもう単純に好き嫌いの世界なので、誰がどうというものではないのですが...

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